学院ブログ - Sophie's diary -

ゆりの行列

初等科
2021.12.08

今年度のゆりの行列は、例年のように4学年そろって集うことはできませんでしたが、2学年に分かれて、マリア様に手作りのゆりや白い花をお捧げしました。

ソフィア・バラホールでは、今年度で初等科生活を終える6年生と、学院での生活を終える12年生という、共通点のある学年が集った時間となりました。マリアの美しい心に倣うことができるようにと、お捧げするときには、自分の心をゆりの花に託して祈りながら捧げます。6年生は自分で作ったゆりを、12年生は白いカーネーションをお捧げしました。

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聖堂では5,8年生、1,2年生、3,4年生が一緒に行いました。

温かい雰囲気の中、ゆっくりとお祈りすることができました。お捧げした花が聖堂の優しい光に包まれ、マリア様をより美しく輝かせているようでした。

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今年のゆりの行列・クリスマスに向けてのプラクティスは、「勇気を出して一歩踏み出す~ヨセフ様のように~」です。子ども達は、小さなことから人のためにできることを探して実行しています。

シスター大山から、ヨセフ様とゆりの花が一緒に写っている写真のご紹介がありました。ヨセフ様が、神様からイエスの父として選ばれたことの象徴として、ヨセフ様の持つ杖からゆりの花が咲き出たという伝承があります。ゆりの花は、マリア様の清い心として描かれることが多いですが、ヨセフ様にも描かれていました。それは、ヨセフ様がイエスの父という重大な使命を素直に受け止め、誠実に生きた方だからなのです。

これからも、ゆりの花のようなマリア様の優しい心と、ヨセフ様の強くて美しい心を持ち続け、クリスマスを迎える心の準備をしていきたいと思います。

ヨセフ様とゆり.png

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