トップページ > Sophie's diary > ファーストステージ 聖フィリピン・デュシェーンお祝い日
ファーストステージの聖フィリピン・デュシェーン祝日行事では、お祈り会と講演会を行いました。お祈り会では、聖フィリピン・デュシェーンの勇気やあきらめない心を思いながら、1年生から4年生が心を一つにしてお祈りし、それぞれが書いた祈りをおささげすることができました。
講演会では、卒業生であり、現在薬の開発に携わっていらっしゃる丸木芽衣さんをお招きして、「聖心で学んだことが、今の生活にどのようにいかされているか」をテーマにお話をしていただきました。丸木さんは当時の先生から教えていただいたことの中でも、特に忘れられないことを二つ紹介してくださいました。一つは、毎晩その日にあった良いことを思い出し、『神さま、ありがとう。』と言うこと。良いことに目を向けること、感謝の心を持つことの大切さを学ばれたそうです。
もう一つは、世界には様々な環境で暮らす子どもたちがいるということ。不満ばかりに目が向いてしまう時期でしたが、それをきっかけにご自身の環境を見つめ直し、世界中の方々の役に立てるような仕事につきたいと思い、学習に励むようになったそうです。
「今置かれた環境に感謝すること」、「人のためにつくすこと」「何事も好奇心をもって取り組むこと」の大切さを聖心で学んだという丸木さん。聖心で育んだ心と聖心で磨いた英語力をいかして活躍される姿から、子どもたちは大きな刺激をいただいた様子でした。
この行事はファーストステージ最上級生の4年生が中心となって進めました。司会・進行はもちろんのこと、テレビ放送とZoomを併用して放送室と各教室をつなぎ質疑応答の時間を設けるなど、1年生から4年生が一体となるような工夫をこらすこともできました。今年はファーストステージの最上級生として活躍する場が少ない中、それぞれが責任を持って自分がいただいた役目を果たそうとする姿に、頼もしさを感じることができました。