イエス・キリストのみこころに学ぶ
聖心女子学院は、一人ひとりが神の愛を受けた
かけがえのない存在であることを知り、
世界の一員としての連帯感と使命感を持って、
より良い社会を築くことに貢献する
賢明な女性の育成をめざします。
2023年度から復活しているカンボジア海外体験学習はプノンペンとシェムリアップ両都市を訪れ、内戦の痛手から復興するカンボジアの現在の姿から平和について考えました。また、2024年度は姉妹校主催の韓国体験学習も計画されています。日本に最も近い隣国韓国に目を向け、真の国際性を養う機会と捉えています。
中高奉仕委員会は、毎月行う募金の寄付先を全校生徒の投票で決めています。2023年度は前期に「動物愛護協会」へ、後期は「プラン・インターナショナル」(途上国の女子を援助する団体)に寄付を行いました。2024年度の前期は引き続き「プラン・インターナショナル」へ寄付を行います。校内では古本、古切手、ペットボトルキャップ、コンタクトレンズケースなどを集めて、カンボジアの学校建設に役立てたり、途上国への医療従事者派遣事業を支援したりしました。
5月 聖母戴冠式
マリア様に花冠を捧げ、マリア様の心にならって生きられるように祈ります。
5月 聖マグダレナ・ソフィアの祝日
創立者の記念日をお祝いし、初等科では、「美しく強い魂を宿す健全な身体を作る」という創立者の思いに応えて、運動会を行います。中・高等科ではミサを捧げ、講演などを通して創立者が願った生き方について考えを深めます。
6月 みこころのミサ
学院の名前である「イエスの聖心(みこころ)」について考え、祈ります。初等科では、奉仕活動として大掃除を行い、午後には芸術鑑賞を通して豊かな感性を培います。
11月 聖フィリピン・デュシェーンの祝日 講演会
聖心の教育を世界に広める先駆けとなった聖フィリピン・デュシェーンを記念する日です。視野を世界へと広げ、行動することによって神様への愛を表すことを学びます。
12月 ゆりの行列
無原罪の聖マリアの祝日を記念して、ゆりの行列を行います。児童・生徒がゆりの花をマリア様に捧げ、マリア様のような清く強い心を持てるように祈ります。
12月 クリスマス・ウィッシング
クリスマスを迎える前に、プラクティス(課題)を決め、それを実践しながら、救い主が人となって生まれたことの意味を深め、静けさのうちに、幼子イエスをお迎えします。