校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

セカンドステージ朝礼 10月13日 もゆる会委員会の展示:教育

2017.10.17

みこころ祭で、もゆる会委員会は教育をテーマに展示発表を行いました。見に行った方もあると思います。教育に関する世界の問題について、様々な角度から調べていましたが、世界の中には地理的な理由から学校に行くことが大変困難な子どもたちがいることを知って、とても驚かされました。橋のない川を渡らなければならない、急な崖地があるなどの例があり、谷をわたるために、まるでアスレチックの遊具にあるようなロープに乗って行き来している例もあることが、写真や自分たちで作成したジオラマを使って報告されていました。

以前モンゴルの奥地に生まれた女性の話を聴いたことを思い出します。その方はとても美しい声の持ち主で、その方の歌を聴くと、日本にはない広い草原のような広がりを感じさせられました。その方の家は山の奥にあったので、学校に行くために家族から離れて合宿のような生活をされたとのことでした。お母さんが教育を受けることはとても重要なことだ、自分は教育がないために文字が読めず、町に行っても女子トイレを見分けることもできない、だからあなたは教育を受けなさい、と言われたと話してくださいました。その方は音楽の教育も受けることができました。世界には色々な状況にある子どもたちがいます。

10月22日には聖心女子大学で聖心祭が行われます。その日に初等科4年生が、ネパールの子どもたちとの交流プログラムに招かれています。東京にエヴェレストインターナショナルスクールというネパールの子どもたちのための学校があるのです。その生徒たちと英語で交流することになっています。どのような学校、子どもたちなのでしょう。どのような活動になるのか楽しみです。

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