校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

初等科 朝礼 10月11日 11月に聖心会総長の学校訪問

2017.10.16

6年生は教えの時間に10月6日には特別な授業がありました。聖心会のシスター畠中千秋を招いて、お話を聞きました。シスター畠中は福島県の南相馬市で、東日本大震災の津波やその後の福島第一原子力発電所の事故によって、避難生活をしている方々の支援の仕事をしています。原町教会にある幼稚園のことやカリタス南相馬のことなど、色々なことを話してくださいました。シスターは9月に初等科のお母さまたちのためにもお話に来てくださいました。

聖心会の創立者聖マグダレナ・ソフィアは子どもたちの教育を目的にして聖心会を創立しました。世界の聖心のシスターたちは色々な教育の仕事をしていますから、学校でないところで働いているシスターもいます。南相馬にいるシスター畠中もそうです。南相馬には聖心の学校はありません。

世界全体にわたって、たくさんの国で聖心のシスターが活動しています。リーダーが必要です。国や地域ごとのリーダーは「管区長」といって、日本では東京にシスター新庄がいらっしゃいます。世界全体の聖心会のリーダーは「総長」といって、ローマにいらっしゃいます。今の総長はアメリカ人で、シスターバーバラ・ドーソン ( Barbara Dawson ) というお名前で、昨年冬から仕事を始められました。この11月には日本を訪問され、この学校にも来てくださいます。そのときには、中高生と一緒に朝礼にお迎えします。シスタードーソンは、弁護士の仕事をしていらしたことがあります。特に、移民や難民に関しての仕事が専門だったそうです。そして、インドネシアでも活動されたことがあり、初等科にも時々来てくださるシスター井上とも一緒に生活していたことがあります。シスタードーソンは、訪問のときには、初等科も見にきてくださいます。どのようなシスターか楽しみにして、お迎えいたしましょう。

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