イエス・キリストのみこころに学ぶ
聖心女子学院は、一人ひとりが神の愛を受けた
かけがえのない存在であることを知り、
世界の一員としての連帯感と使命感を持って、
より良い社会を築くことに貢献する
賢明な女性の育成をめざします。
教育のICT化にいち早く取り組んできたため、新型コロナウイルスの影響を受けた時期にも全学年のオンライン授業をスムーズに進めたり、世界32カ国に広がる姉妹校の中でも日本と時差の少ないエリアの生徒たちと授業中に交流を深めたりすることができました。2022年度にはさまざまなエリアへの留学が再開され、アイルランドやメキシコなどそれぞれの学びの目的に応じた国の姉妹校を選んで多くの生徒が飛び立っています。
中高奉仕委員会は、毎月行う募金の寄付先を全校生徒の投票で決めています。2021年度はプラン・インターナショナル(途上国の女子を援助する団体)、2022年度は国境なき医師団に寄付を行いました。また、校内では古本、古切手、ペットボトルキャップ、コンタクトレンズケースなどを集めて、カンボジアの学校建設に役立てたり、途上国への医療従事者派遣事業を支援したりしました。それらは、資源の再利用をすすめることにもつながっています。
5月 聖母戴冠式
マリア様に花冠を捧げ、マリア様の心にならって生きられるように祈ります。
5月 聖マグダレナ・ソフィアの祝日
創立者の記念日をお祝いし、初等科では、「美しく強い魂を宿す健全な身体を作る」という創立者の思いに応えて、運動会を行います。中・高等科ではミサを捧げ、講演などを通して創立者が願った生き方について考えを深めます。
6月 みこころのミサ
学院の名前である「イエスの聖心(みこころ)」について考え、祈ります。初等科では、奉仕活動として大掃除を行い、午後には芸術鑑賞を通して豊かな感性を培います。
11月 聖フィリピン・デュシェーンの祝日 講演会
聖心の教育を世界に広める先駆けとなった聖フィリピン・デュシェーンを記念する日です。視野を世界へと広げ、行動することによって神様への愛を表すことを学びます。
12月 ゆりの行列
無原罪の聖マリアの祝日を記念して、ゆりの行列を行います。児童・生徒がゆりの花をマリア様に捧げ、マリア様のような清く強い心を持てるように祈ります。
12月 クリスマス・ウィッシング
クリスマスを迎える前に、プラクティス(課題)を決め、それを実践しながら、救い主が人となって生まれたことの意味を深め、静けさのうちに、幼子イエスをお迎えします。