女子の発達段階に応じた学びの理想を求めて
聖心女子学院の4-4-4制
4-4-4制の流れ
各ステージの特長
基礎・基本の習得を大切にし、
豊かな感性、自ら考え判断する力を育てます。
- 少人数
- 1クラス32名という少人数で、一人ひとりをきめ細かく丁寧に指導することをめざします。
- モジュールタイム
- 週3回朝のモジュールタイムを実施しています。漢字、計算の習熟や音読を行い、基礎・基本の定着を図ります。
- 教科担任制
- 1年生から音楽・図画工作・体育・英語・宗教は教科担任制を取り入れ、3年生からは理科も教科担当の教員が教え、より深みのある学習ができるように努めます。
- 思考力
- 国語の授業だけではなくさまざまな学習の中で、1つのことをじっくり振り返って書くことを大切にしています。自分が経験したこと、感じたこと、考えたことを綴る活動を多くもつことが思考力の土台となっています。
- 美しい書字
- 文字を速く、美しく書く練習を継続的に行います。行事などでお世話になった方に感謝の気持ちをこめて、お礼の手紙を書くことも身についていきます。
- グローバル
- 海外姉妹校からの留学生やシスター方との交流は、世界に目を向ける機会となります。1年生から週2時間英語の授業があり、ネイティブの教員の指導により美しい発音を身につけます。
- 探求・体験
- 生活科や総合的な学習の時間には、身近なことに疑問をもち実際に調べたり体験したりして解決する方法を学びます。
- 異学年交流
- 遠足や清掃、お弁当会など異学年との交流を通して、リーダーシップを養います。
定着・習熟を重ね、伸長させながら、
初等科から中等科へ、なだらかに移行します。
- 生活空間の共有
- 5〜8年生(初等科5年生~中等科2年生)は、同じ校舎で学びます。4学年合同で朝礼を行ったり、学習や行事に参加したりすることで、より高い目標をもつようになります。
- 授業時間
- 5年生から各授業が50分間に。落ち着いた雰囲気の中、深く考える時間を充分にとり、思考力や判断力、問題解決能力を培います。
- 教員連携
- セカンドステージ全体の学習を見通して、教科によっては中・高等科の教員が初等科5・6年生の授業を担当するなど連携を強化し、より専門的な指導を行います。職員室もセカンドステージ担当者で構成しています。
- 独自のカリキュラム
- 各教科が研究・工夫を重ね、次のステージへのスムーズな移行を考えた独自のカリキュラムを作成しています。児童・生徒の理解の深まりを見つつ、各学年の学習内容をより発展的に展開しています。
- 少人数指導
- 教科や学習内容によっては、クラスを分けた少人数指導を取り入れ、定着と習熟、伸長を図ります。
- 検定受検
- 6年生は全員英単語検定を受検しています。6~10年生の希望者は実用英語技能検定(英検)を受検し、英語の学びへの励みにしています。
- 総合的な学習の時間
- 「人・自然・世界」と「いのち」を大きな軸に捉え、問題解決方法の習得に力を入れています。6年生の卒業研究は各自で研究テーマを設定し、自主的に探究します。環境教育プログラム、キャンプ、手話、点字、障がいのある方との交流など、様々な体験を通して他者のために行動できるような素地を養います。
応用・発展で、学びと人間力を深化。
個々の進路に対応できる能力を身につけます。
- ライフデザイン教育
- 体験学習や奉仕教育・卒業生の講演などのライフデザイン教育を通して、「芯のある」人間形成を行い、自分の将来を切り拓く力を養います。
- 母語としての日本語
- 「ことば」を大切にする授業を通して、母語としての日本語の力をつけ、論理的思考力や深い思索力を培います。
- グローバルマインドを
生きる英語力
- 英語で考え、英語をコミュニケーションの道具として使う授業を通して、グローバルマインドをもって生きる感性を養います。
- 習熟度別クラス
- 学年に応じて英語や数学で習熟度別のクラス編成を取り入れ、きめ細やかな指導を行います。
- 選択授業
- 11・12年生の選択授業ではアクティブラーニングを取り入れ、少人数の授業を行います。生徒の自ら学ぶ意欲を引き出し、個々の進路に対応できる真の力を育てます。
- 体験型学習
- 充実した設備と地の利を活かして、実験・観測・文学散歩・歴史巡見・博物館見学・オペラ鑑賞など、体験型の学習に積極的に取り組んでいます。