トップページ > Sophie's diary > 初等科 みこころの祝日
6月21日初等科ではみこころのお祝い日がありました。
御ミサでは、6学年そろって静かな心でゆっくりと祈ることができました。
神父様は「見えないもの」の話をしてくださいました。「空気、元気、病気など、世界には見えない物がたくさんあります。その中でも、心は見えないけれど、一人ひとりの行動や態度、顔つき、言葉に見えるようになって表れます。私たちは神さまから『愛の心』をいただいています。しかし、時々誘惑に負け、神さまの心を忘れてしまうことがあります。神さまの心は、だれかのために、みんなのために与える心です。それが、みこころ『聖心』であり、私たちの心です。どんなときも共に歩んでくださる神さまの愛が、一人ひとりを守り、導いてくださいます。」とお話ししてくださいました。
御ミサの後は奉仕活動でした。普段できない所の隅々まで掃除することができました。6年生は事前に考えてから奉仕活動を迎えたので、自分から積極的に取り組むことができました。低学年もお姉様に助けてもらいながら心を込めて掃除することができました。
今日は縦割りでお弁当を食べ、異なる学年の人とも「心をこめて関わり合う」ことができました。
午後にはコロンえりかさんをお招きして、ホワイトハンドコーラスの活動を鑑賞しました。ホワイトハンドコーラスとは、障がいの有無に関係なく、誰もが音楽で楽しめる活動として、手話を用いた「手歌」と歌声で奏でる合唱団です。障害とは、私たちの社会や心が生み出しているのだと学び、障壁を取り除く必要性のあることに気づかされました。
最後には全員で手話を用いて歌い、ホールがひとつとなって楽しむことができました。
今日の豊かな学びを、これからの未来を担う子どもたちが、日々の生活に活かしていけますように。