学院ブログ - Sophie's diary -

中・高等科 クリスマス・ウィッシング

中等科
高等科
行事
2023.12.22

中・高等科では、12月19日(火)、イエス・キリストのご降誕を祝う行事であるクリスマス・ウィッシングを行いました。コロナ以前は、中・高等科は別々にウィッシングを行っていましたが、今年度は初めて中高6学年がソフィア・バラ・ホールに集まり、ウィッシング委員が協力して準備した創作劇や動画を一緒に鑑賞し、学年ごとに歌を歌い、祝いました。 

今年度のテーマは「Listen to your hearts in silence」。創作劇では、隠れキリシタンが紡いできた信仰と信徒発見の場面が演じられました。江戸時代にキリスト教は「禁教」とされ、隠れキリシタンは、250年に渡り迫害されながら、司祭がいないまま信仰を守り抜きました。1865年長崎・大浦天主堂での「信徒発見」は宗教史上の奇跡の一つとされています。苦しい状況の中でも、心の声に耳を傾け、希望を持ち続けることで奇跡が実現することは、2000年前にユダヤ人のもとに救い主がお生まれになったことと重なるのではないかというメッセージが示されました。

生徒たちは例年、クリスマス・ウィッシング前の2週間をクリスマス・ウィークとして、心の準備をします。今年度は、心の声を聴くことができるよう、「沈黙」を特に大切に過ごしました。情報があふれる現代社会において、これからも心の声に耳を澄ませて過ごしていけるよう、祈りを捧げました。

クリスマス、おめでとうございます。

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