トップページ > Sophie's diary > 2年生 自然教育園
6月12日、2年生は生活の授業の時間に、自然教育園へ行ってきました。
4月に春の植物を観察しに行ったときには、シャガやエビネをはじめ、色々な花が咲いていたので、夏の植物の姿に「お花があまり咲いていないね。」「葉っぱがたくさんになった!」「イチリンソウもニリンソウも、ぜんぜんなくなっちゃったね。」と多くの発見がありました。
池では、水が見えなくなるほどに水生植物が育っていました。水辺でお会いした方が、「これはみんなが生まれるずっと前の氷河期っていう時代からずっと生きている、ここでいちばん長生きの植物なんですよ。」と、ミツガシワの説明をしてくださいました。「えー!すごーい!」「ねえ、聞いて聞いて!」と、後から来るお友達にも次々と伝えてあげました。
「あ!お花だ!」緑が多い景色の中で、ノハナショウブを見つけました。皆、心が惹きつけられるように、葉が茂っている中に見つけた紫色の花に集まりました。「枯れているのもあるね。」「あれ?これは実かな?」近くで観察すると、次々と色々な気づきがあります。
温かい日差しを楽しんでいるような生き物にも出会いました。5、6匹で並んで甲羅干しをしてるカメたち。木の杭の上に乗って、ひなたぼっこをしているカナヘビたち。「ここにもいるよ!」と見つけては、じっとしているカナヘビを間近でじっと観察しました。
季節の移り変わりとともに姿を変えていく自然の姿から、多くの気づきと学びを得た時間となりました。次に訪れる秋にも、どのような姿を植物たちが見せてくれるのか楽しみです。