トップページ > Sophie's diary > 2年生 自然教育園
新年度が始まり、2年生は早速13日に生活科の学習で自然教育園に行って参りました。
前日から楽しみにしていた2年生の気持ちが空に届いたのか、晴天に恵まれました。
ムサシアブミ
不思議な形に子どもたちも興味津々です。アブミ(鐙)とは、馬の背から両側に吊り下げられている、足先を差し込むようにして乗せる馬具のことで、その形に似ていることからこの名前がつけられているそうです。
イリチンリンソウ と ニリンソウ
それぞれこの時期に咲くお花ですが、2年生はそれぞれの違いを見つけようと楽しんでいました。
ヤマブキ
池の近くにたくさん咲いていて、華やかな黄色に皆、釘付けでした。重なった枝が風に揺れる様子「山振り」が転じて「やまぶき」と呼ばれてるそうです。「万葉集」にも17種詠まれているそうですが、「源氏物語」や「枕草子」にも登場する日本人に馴染みのあるお花です。
ヤツデ
ヤツデといいながら、8つに分かれているものより7つや9つに分かれているものが多いというヤツデ。どうやら「やっつ」は多いという意味から来ているようです。徐々に分かれてくるものらしく、分かれていないヤツデの赤ちゃんを見つけて2年生は大喜びです。
ヒガンバナ
学校にも咲くヒガンバナですが、今は葉だけが見られます。そういえば、秋に赤い花が見られるときには葉がありませんね。
*この他にもさまざまな植物や動物(鳥や虫、カメなど)を見ました。
新緑が近づく中、暑かったはずなのに自然教育園の木々の中の涼しさを堪能する2年生でした。自然の中を散策して、午後の授業では1つ印象に残った植物について観察記録をまとめることができました。
次は夏に見学に行きます。それぞれの季節でどのような違いがあるのか、見つけるのが楽しみです。