学院ブログ - Sophie's diary -

セカンドステージ講演会

中等科
グローバル
2021.09.29

 セカンドステージでは、9月22日(水)に卒業生で、JICAに勤務されている増田京美さんをお招きして講演会を開きました。

 最初にJICA(国際協力機構)とはどんなことをしている組織なのか、発展途上国について理解するために世界の人口がもし100人だったら何人がどんな生活をしているのかなどの説明の後、初中高と過ごした本校での経験をお話しくださいました。増田さんが国際協力に興味を持ったきっかけは、初等科のころに経験した「ハイチデー」だったそうです。その後も、中高等科では模擬国連活動やカンボジア体験学習をはじめ、様々な奉仕活動への参加、授業での国際問題、社会問題に関するディベートなどを通して、自然と国際問題への関心が高まっていったそうです。

 聖心女子大学進学後は国際交流学科で学びながら、難民支援の学生団体であるSHRETでは代表を務め、その他にも、ボランティア活動やタイの難民キャンプへ訪問などを経験し、その後、国際協力を仕事にしたいという思いから、JICAへ就職したされたそうです。

 本校の卒業生は、社会様々な分野で活躍されています。その中から今回は児童生徒と比較的年の近い卒業生をお呼びし、お話を聞く機会を持ちました。セカンドステージは初中高と聖心女子学院で過ごす中ではちょうど真ん中の学年で、高等科生の雰囲気を感じながら過ごしてはいても、その先、卒業後に自分がどう成長し、どう進んでいくのかなどはイメージしにくい時期かもしれません。ですが、本校での経験や、日々の生活の中で触れたこと、今の時期に本やメディアから知ったことなどが、自分の興味や関心に気づくきっかけや将来へのヒントが隠されているかもしれないことを感じることが出来たのではないかと思います。

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