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12月1日(火)には、ファーストステージ、7日(月)はセカンドステージのゆりの行列がありました。
今年度は、例年とは違った形での実施となりました。
ファーストステージでは。各学年ごとに講堂に移動して自分でつくったゆりの花をマリア様におささげいたしました。真っ暗な講堂でマリア様がろうそくに照らされている姿は本当にきれいです。そのマリア様のお姿を見ていると心が落ち着いてきて、温かく優しい気持ちになります。
1年生にとっては、初めてのゆりの行列でした。1年生はろうそくの火に照らされた美しいマリア様の姿を初めて見て、うっとりしながら、自分たちでこころを込めて作ったゆりをお捧げすることができました。
シスター大山から「お祈りの大きさ」についてのお話がありました。
神様は私の知らないことを知っていらっしゃいます。自分のための祈り、相手のための祈り、世界の誰かのための祈り・・・。マリア様は神様がいつも私たちやその他のものを大切にしてくださることを感じ、自分のことを祈るだけの小さなお祈りではなく、大きなお祈りを大切にしていました。
家族や周りの方々にはもちろんのこと、病気の人、辛い思いを抱えている人、貧しくて学校に行かれないこと、争いが続いて平和のないところにいる人、そして、人間だけではなくさまざまな生き物の命も含めて大きなお祈りを大切にしていきましょうというお話をいただきました。
セカンドステージはバラホールで行いました。いつもとは違う形での実施となりましたが、ゆりの行列を無事に迎えることができたことに喜びを感じながら、自分で作ったゆりの花をマリア様にお捧げすることができました。
マリア様は、いつも神様が共にいて見守っていてくださっていると信じていたため、何かを実行する勇気をもつことができました。行動を起こそうと思ったとき、どうしても足踏みをしてしまい、前に進めなくなってしまうことがあります。そのようなときに、マリア様の強く清らかな心を思い出し、一歩踏み出せる子どもに育って欲しいと思っています。