学院ブログ - Sophie's diary -

シスター有田のお話

初等科
共生
グローバル
2019.12.11

12月11日

シスター有田が朝礼で初等科生に向けてお話をしてくださいました。シスター有田は長年フィリピンで貧しい人たちに寄り添い、教育活動を通して支援活動を続けていらっしゃいました。現在は、ローマにある聖心会本部にて、39ヵ国で活躍するシスター方や人々を繋ぐお仕事をされています
先日、来日してくださった教皇フランシスコは、一人ひとりの命が大切にされることをわたしたちに伝えてくださいましたが、それはどういうことなのでしょうか。シスター有田はスライドを使って話を始めました。
フィリピン、ウガンダ、ブラジルなど...私たちがハイチデーで募金している国や行ったことのない国などで、こどもたちはどのような生活を送っているのか、説明をしてくださいました。
8000人ものこどもたちが通う学校では読み書きができないこどもたちに授業をする聖心会のシスター方がいらっしゃいます。本になかなか触れられないこどもたちのために移動図書館を実施しているそうですが、その本はハイチデーの募金が利用されていることを知りました。珍しい絵本に飛びつくこどもたちの写真を見て、わたしたちまで嬉しくなりました。そこには字が読めないこどもたちに読み聞かせをするお姉さまたちの姿もありました。そのお姉さまたちは自分たちも小さいころにハイチデーの募金に助けられ、大きくなった今、「人のために何かをしたい」とボランティアをしているそうです。
すべての人の笑顔のために「正直さ、責任、勇気をもって」行動し、イエス様をお迎えする準備をすることの大切さを感じました。
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