7月17日～20日にかけて、中等科３年生は3泊4日の期間で東北体験学習に行ってきました。

毎年中等科３年生は青森県三八地区と岩手県安比高原に農業体験と自然学習に行きます。東京は酷暑が続いていましたが、私たちが訪れた時期に三八地区と安比高原は涼しくとても過ごしやすく感じられました。

八戸市に到着すると、三八地区の役場の方と受け入れ農家の方に迎えられ、入村式が行われました。生徒はここで初めて、受け入れて下さる農家の方々と対面しました。午後からは早速農作業です。作業の内容は訪れた農家それぞれで、さくらんぼや梅、プラム、ブルーベリーなどの収穫や農地の整備、収穫物の選定、商品の箱作り・ラベル張りなどでした。どの班も一生懸命に作業し、生徒達がとても楽しそうだったのが印象的でした。電子機器に囲まれた都会の生活と違った生活に最初は戸惑いを見せながらも、とても楽しむことができ、充実した３日間を過ごしました。

3日目の午後はお世話になった農家の方々とお別れです。家族のように温かく迎えてくださった農家の方とのお別れはとても寂しく、涙する生徒もいました。農家の方から頂いたお土産を手に、3日間の充実した思い出話に花を咲かせながら、岩手県安比高原へと移動しました。

夜には各班の3日間の体験の分かち合いを行いました。別の班の体験内容に興味津々な様子で聞き入っていました。

4日目は午前中安比高原で自然学習を行い、東京に帰ります。ホテル周辺の広大なブナ林を散策しました。東京では見られない昆虫や植物などを見ながら、マイナスイオンをたくさん浴びてとても清々しい時間をすごすことができました。最後には、馬がお出迎えしてくれ生徒達は大喜びでした。

4日間、あっという間の体験学習でしたが、生徒は1人1人様々なことを経験し、学び、東京に帰ってきました。今回学んだことを今後の学習に活かしていきます。