学院ブログ - Sophie's diary -

マグダレナ・ソフィア祝日

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2018.05.30

5月25日(金)、中高等科は創立者 聖マグダレナソフィア・バラの祝日行事を行いました。

全学年がソフィア・バラ ホールに集まり、心を落ち着けるとソフィア・バラが聖心の生徒にあてた手紙が読まれました。今年度は横浜教区 カトリック末吉町教会の濱田壮久神父様司式のもとミサに与りました。

MS2.jpg「キリストに祈ることは誰かの幸せを祈ることです。1日を誰かの幸せを祈って始められることはとても幸せなことです。ソフィア・バラやフィリピン・デュシェーンの情熱はどこから来たのか? お二人の根底にあるのはどんな困難にも負けず、人を幸せにしたいという熱意だったと思います。心には3つの力があります。理性・善悪を識別する力・自由意思です。今日ソフィア・バラのお祝いをすることでこれらの力を意識し、自分の人生や将来について考えましょう。人の幸せを願い、自らも幸せになって欲しいと思います。」

というメッセージを神父様は私たちに下さいました。

ミサの後は講演を聞きました。聖心会シスタードナ・コリンズをアメリカからお招きして聖フィリピン・デュシェーンについて学ぶ機会をいただきました。

シスターはたくさんのスライドを使い、フィリピンの生涯について分かりやすく話をしてくださました。

MS3.jpg聖フィリピン・デュシェーンは創立者ソフィア・バラより10年ほど早く生まれます。地図を手にして描かれることが多く、新しい地へでかけることを夢見ていた女性でした。今とは全く違う時代に生き、日々の生活も困難な状況の中で新しい地に学校を作り、経営することに尽力されました。

シスターは講演の最後にフィリピンから学んだこととして以下のようにお話し下さいました。

ソフィア・バラもフィリピンも互いに遠く離れた地にいながら友情を持ち続けました。2人とも自分の目標のために努力を惜しまなかった人です。常に勇敢さを持ち、自分の周りの人の生活をより良くするためにはどうしたらよいかを考えていました。この時代、毎日きちんとした生活を送ることが実は一番勇気がいることだったのかもしれません。皆さんも、社会に貢献する女性になるために、自分の心と向き合い、自分は本当に何をしたいのかをぜひ考えて下さい。」

この日はチャリティのためのクッキーセールもあり、自身の生き方や社会との関わりについて考える1日となりました。

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