トップページ > Sophie's diary > 中高等科 始業ミサ
新年度がスタートして2週間がたちました。生徒たちはすこしずつ緊張がほぐれてきました。
今年度は司式にタルシチオ 菊池 功大司教をお迎えして4月20日に始業のミサを執り行いました。
司教様は、カリタスジャパンの活動もされています。ミサの中のお話で難民の話を通し、以下のようにお話して下さいました。
「私たちは普段安全の地にいます。それで「難民」とひとくくりにして、自分達とは遠いところの話として考えがちです。しかし、難民も1人1人私たちと同じように名前、歴史、夢や希望、喜びと悲しみを持つ人間であり、大切な存在であるという理解が必要です。上からの目線ではなく、同じ立場で支え合おうとする姿勢が大切です。
全ての命は神様から与えられた賜物であり、だから守らなくてはなりません。聖心はキリスト教の学校なので、学校生活でキリスト教の教えを学んで欲しいと思います。キリスト教の教えで大切なことは以下の2つです。
・私たちが何に向かって生きているのかを考え、自らの価値観に基づいた行動をすること。
・人生の中でどんなに辛いことがあっても神様は見捨てず見守っていて下さるということ。
この2点を忘れず、勇気を持って人生を歩んでいって下さい。」
どの学年も心静かにミサに与ることができ、良い一年のスタートをきることができました。