学院ブログ - Sophie's diary -

中高等科 感ずべき御母の祝日

中等科
高等科
行事
2025.10.23

10月21日と22日朝礼時、聖堂で「感ずべき御母の祝日」をお祝いいたしました。

「感ずべき御母」の絵は、聖心会への入会を志す若い女性であった、ポーリーヌ・ペルドゥローによって1840年代に描かれました。
目を閉じて祈りを捧げている聖母マリアを中心に、百合の花、読みかけの書物、糸つむぎが描かれているこの絵は、聖心の教育の方針「魂・知性・実行力」を象徴しています。
聖心の生徒がお手本にすべき姿が描かれたこの絵は、世界中の聖心に飾られ、大切にされています。

お祝いの日の聖堂では、中高生徒全員が「感ずべき御母に捧げる祈り」を唱えました。


感ずべき御母 静けさと落ち着き 伏せられた目の光
あふれる平和 豊かな恵み
目に見えない大切なものの母

私たちの目を 見えるものから
あなたの見ておられる 見えないものへと導いてください
目に見えない存在 目に見えない生命
目に見えない行い 目に見えない愛へ

大切でないものにまどわされやすい私たちが、
真に価値あるものを理解し、それを望むことができますように。

感ずべき御母、あざみの中の百合、私たちのために祈ってください。


人は、つい目に見えるものばかりを大切にしてしまいます。
目を閉じて祈りを捧げている聖母マリアのように、沈黙の内に神様に耳を傾け、魂と知性を磨き、他者のために実行できる人となれますように。

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