学院ブログ - Sophie's diary -

中高等科クリスマスウィッシング

中等科
高等科
行事
2020.12.18

12月18日(金)中高等科はクリスマスウィッシングをお捧げしました。例年とは異なる形での開催でしたが静かな時を通してイエスのご降誕をお祝いする1日となりました。

各クラス、これまで目標を掲げて努力してきた成果と心を込めて書いたクリスマスカードをお捧げしました。

<中等科>

中等科では、ウィッシング委員を中心に動画を作成し、当日はバラホールでその動画を視聴しました。イエス・キリストの降誕劇の物語の各場面を校内を上手に使って再現した動画に、会場一同引き込まれました。最後のお言葉でSr.大山は以下のように話されました。

「学校の様々な場所を用いての再現動画は大変すばらしかったです。今回再現してくれた動画は2020年前の出来事です。いつも見慣れている自然に恵まれた学校の景色の中に、神様の恵みが発見できることはとても嬉しいことです。今年はコロナ禍にあり、"思い"を発信する重要性を強く感じた1年であったと思います。希望の作り手として、それぞれの思いから何か新しいものを生み出していってほしいと思います。」

今年は合唱がなく、静けさの中でのクリスマスウィッシングでしたが、1人1人の心の中の思いを感じ、大切にする良い時間となりました。

<高等科>

例年の高等科のウィッシングでは、暗闇の聖堂で行われるイエス・キリストの降誕劇から始まりますが、今年度は感染防止のため明るいバラホールで行われました。

このウィッシングに向けて高等科では、コロナ禍で苦しんでいる現状を、救い主イエス誕生前の世界になぞらえ「暗夜の灯火」というテーマを掲げました。

このテーマには、自分達の行動がコロナ禍で苦しむ全世界の人々にとっての希望の光となれるようにという祈りが込められています。この祈りを体現するようそれぞれが今しかできない行動を考えて実行し、その成果をお捧げしました。

各学年の捧げ物は、それぞれ送り先の方々に喜んで頂けるように趣向を凝らし、一つ一つ丁寧に包みました。

人との距離を取ることの重要性が叫ばれている今だからこそ、明るいバラホールの中でも救いの訪れの前の暗闇の中で1人1人が誰かの灯火なれるよう思いを一つにし、イエスの御降誕をお待ちする心を持つための時間を過ごすことができました。

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