学院ブログ - Sophie's diary -

分散登校の始まりと生徒の活動

中等科
高等科
2020.06.12

 中・高では10日から分散登校が始まっています。

 登校した生徒達は、校内に新しい生活の表示があったり、今年度初めて教室に足を踏み入れるということもあり、緊張の面持ちを浮かべていましたが、オンラインで顔を合わせていた担任の先生や友人の姿を見ると少しずつ緊張もほどけたようです。生徒達が戻ってきたことで、閑散としていた校舎内も賑わいを見せています。

 登校しない生徒達は自宅でオンライン学習を受けています。

 最初の登校日の10日には新7年生のための入学式を執り行いました。

 クラスを半分ずつに分けた入学式でしたが、新たな一歩を踏み出したことを実感し、中等科での学びを深めて欲しいと思います。

 高等科生は、このような状況の中で自分達の今までの学びを体現するために、様々な取り組みを各自で進めています。

 以前新聞記事に掲載された本校生徒の取り組みをご紹介しましたが、この取り組みを更に広げるために、学年で有志を募り「防護服作成有志の会」を結成し、様々な医療機関に防護服の寄付ができるように生徒主体で活動を進めています。

 また、高校二年生は、例年奉仕活動として複数の施設を訪問し、活動させていただいていましたが、残念ながらこのような状況の中で今年度は見合わせざるを得ないこととなりました。そこで生徒達は「今の自分に何ができるか」を考え、夏に伺う予定だった奉仕先に手作りマスク120枚を寄付したところ、先日施設の方からお礼の電話をいただきました。

 

 学校生活の中での様々な学びが生徒達の中で結実している様子が見え、教職員一同喜びを噛み締めています。

 分散登校が始まった今、生徒のみならず学校全体で「今何ができるか」を考え取り組んでまいります。

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