トップページ > Sophie's diary > 紙芝居「ハイチデーはじめて物語」 初等科
7月1日はハイチデーです。
ハイチデーとは、貧しくて十分に食事を食べられない人たちのことを思って、お弁当をおにぎりだけにし、おかずにかかるお金を募金する日です。日頃からの「買ったつもり」「食べたつもり」のつもり貯金も募金します。この活動は、35年ほど前の初等科の子どもたちによって始まり、1年に3回の募金活動が続けられています。
中米の国ハイチで医師として働いていたクリスト・ロア修道女会のシスター須藤昭子が初等科にいらして、ハイチの人たちの状況を話してくださったそうです。ハイチでは内戦による混乱や結核の蔓延によって、たくさんの人が苦しい生活を送っていました。その苦しさを自分の身に置き換え、少しでもハイチの人たちを助けるために自分たちができることを、初等科生一人ひとりが一生懸命考えました。こうして始められたのがハイチデーです。
集められたお金は、今ではハイチだけでなく、聖心会のシスターが働いていらっしゃる国々でも役立てられています。
児童会では、その当時の先輩方の思いを受け継いでいきたいと考え、「ハイチデーはじめて物語」を紙芝居にまとめました。今回も、初等科生全員が心を込めて募金ができると良いと思います。
紙芝居「ハイチデーはじめて物語」→ハイチデーはじめて物語.pdf