学院ブログ - Sophie's diary -

新聞の投書欄 掲載 ~サードステージからセカンドステージへ~

初等科
学習
2024.03.01

9年生は総合で学んだことを文章にまとめ、各自で新聞社にお送りしています。それらの文章のいくつかが、各新聞会社の投書欄に掲載されました。現在は10年生になった先輩方の記事になりますが、その記事を今年度の5,6年生は読ませていただきました。その後、自分たちでも日頃考えていることを書いてみることにしました。

学習のねらいは、書きたいことを短くまとめるのに慣れるということです。400字程度にまとめることは意外と難しいのです。伝えたいことを端的に書くだけでは伝わらず、少ない文字数の中でエピソードを入れて説明するようなことが必要になります。

もう一つは、学校外の方にも読んでいただくということも大事にしました。校内で学習していると教室内で完結してしまうことが多くありますが、外に向けて発信する経験は社会に出て行く子どもたちにとって大事な学びとなります。何となく説明すれば伝わるという身近な友人や家族と異なり、きちんと伝わるように書こうという意識が出てきます。また、さまざまな人が自分の考えに耳を傾けてくれるという期待も膨らむことでしょう。学校外の方が読んでくださるということもあり、いつも以上に字を丁寧に書く児童が多くいました。

お送りしてしばらくすると、毎週のように新聞社からメールやお電話をいただくことになりました。子どもたちは、自分たちの考えをさまざまな世代の方に知っていただくことで相手意識をもって書くモチベーションも上がったことでしょう。掲載されなかった分も新聞社の方は全部読んでくださったようです。そして、お褒めの言葉をくださいました。

3月の最後に、2回目のチャレンジをしました。題名の選び方、文章の書き方もそれぞれに成長が見られます。

〇いつもいろいろなことに興味・関心をもつこと

〇自分の考えをもつこと

〇考えたことを発信したり、できることを見つけて行動したりすること

そのようなことを大事にして過ごしてほしいと願っています。

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<これまでに掲載していただいたもの>

産経新聞 

2024年1月15日朝刊 「悔しさをバネに成長する私」

2024年1月29日朝刊 「『なりたい自分』になるために」

2024年2月12日朝刊「携帯電話の電源を切る意味は」

2024年2月19日朝刊「いやされます!! 馬とのふれ合い」

朝日新聞 

2024年1月16日朝刊(神奈川版)「古びた辞書 勉強をした『あかし』」

2024年2月20日朝刊(神奈川版)「紙の本が好き たくさん読みたい」

*掲載していただいた初等科生の記事を(お手本の記事を提供してくれた)10年生が

 廊下まで見に来てくれました。一貫校の良さだと感じた出来事でした。

*今年度の9年生の作文も複数、投書欄に掲載されています。

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