学院ブログ - Sophie's diary -

ハイチデー

初等科
2022.07.06

初等科では、毎年3回のハイチデーを行っています。この日は、お菓子などを買ったつもりで貯金していたお金や、お弁当をおにぎりだけにすることで、おかずに使われるはずだったお金などをハイチの方々のために心を込めて募金します。

今回は、ハイチデーの直前にハイチ大使を学校にお招きし、ハイチの文化や伝統、学校の様子などを伺いました。ハイチでは、バナナを茹でたりフライにしたりして食べると聞いて子どもたちは驚いていましたが、ハイチでは甘くない種類のバナナを、日本のじゃがいものような感覚で食べているとのことでした。また、パンや魚もよく食べられており、長時間かけて作る料理も多いそうです。

しかし、国全体で見ると、働いてお金を得るために学校に通えない子どもが多く、食事を三食食べられない家庭も少なくないそうです。そのような状況を伺ったことで、少しでも多くの子どもたちに学校給食が行き届き、子どもたちの成長と国の発展に役立ててほしいという願いを込めて今回の募金活動を行いました。

ハイチデーで集まった募金は、ハイチだけでなく、世界中の困っている方々の元に届けられています。子どもたちには、ハイチの現状を知ること同時に、世界のさまざまな国の現状に目を向けられる人になってほしいと思います。そして、自分たちにできることは何かと考え、実行できる人へと成長していってほしいと願っています。

このページのトップへ
このページのトップへ