トップページ > Spirit of "Mikokoro" > 秋の気配
今年の夏は「40度」と聞いてももう驚かなくなってしまうほどの暑い日が続きました。貯水率0%のダムなどがあり水不足が心配されているかと思うと、線状降水帯が発生し川の氾濫や建物への浸水があったり、気候変動を思わされます。
今朝はいつもと違う校内の道を通って出勤したところ、写真ではお伝えできなくて残念ですが、虫の声の大合唱に迎えられました。まだ9月の平均気温ではないものの、季節は確実に進んでいるのだと感じます。昼休み、前庭を歩いていると、初等科校舎から帽子をかぶった子どもたちが「校長先生~」と勢いよく走ってきます。「どこへいくの?」「運動場!」そのまま運動場に向かって駆け抜けていきました。いつにもまして元気な様子。一緒にいた先生が「久しぶりに外で遊べるからではないですか。ずっと暑かったですから。」とおっしゃられ、合点がいきました。真夏日には室内に留め置かれてきたわけで、外遊びの許可をもらって、うれしくて仕方がなかったにちがいありません。子どもたちの笑顔からも涼しい季節の訪れを感じました。