校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

7月10日初等科朝礼 東京の雷雨とウクライナの子どもたち

2024.07.10

 暑さの中ですが、子どもたちは毎日元気に学校生活を続けています。日中の暑い時間帯は外遊びは中止となり、残念ですが、涼しい校舎内で楽しく休み時間を過ごしています。夏休みまであと少しです。

 7月6日土曜日の夕方5時頃、港区は大変な雷雨に見舞われました。雷雨の怖ろしさを感じさせられました。学校でもこの雷雨の影響を受け、色々なことがありました。児童・生徒が学校にいない時間帯であったことは幸いであったと言わなければなりません。避雷針への落雷もあった模様です。非常放送が鳴動して、近隣の方々にご心配をおかけしてしまいました。また強風により校庭の大木が倒れ、隣接する白金の丘学園には大変なご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ないことでした。今回の雷雨の激しさを感じると同時に、不具合にもすぐに対応していただける状況にあることは大変ありがたく感謝すべきことと感じています。

 子どもたちにこの激しい雷雨のことを朝礼で話すにあたり、東京では一つのめずらしいできごととして終えられても、ウクライナや紛争地の子どもたちは毎日怖ろしい出来事にさらされており、すぐに助けてもらえない、復旧や支援が望めない状況におかれているということに改めて気づかされました。

 初等科の児童会では、ウクライナの小中学生とのオンライン交流の時間をもつ機会に恵まれました。児童会から初等科全校にその様子を発表して呼びかけ、今は支援として現地に送るために鉛筆や文房具を集める活動をしています。ウクライナの子どもたちからはカードや絵も送られてきました。これからさらに交流を進めることができそうです。ウクライナの子どもたちが一日も早く平和な生活を送ることができるよう心から願い、子どもたちと共に祈り、何かできることを探していきたいと感じています。

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