校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

1月10日初等科 始業日

2024.01.10

 冬休みが明け、学校が始まりました。子どもたちが元気に登校し、学校は賑やかになりました。能登半島地震で被災された方々のために祈りながら、希望をもって新年の学校生活を始めました。画像は児童からの年賀状のイラストです。

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 新年明けましておめでとうございます。新しい一年を迎えて、皆でいっしょに学校生活を始めます。

 今年の冬休みには、11日に能登半島で大きな地震がありました。東京でも揺れを感じました。とても大きな被害が出ています。亡くなられた方や被災した方々のためにお祈りしましょう。皆さんのご親戚などは大丈夫だったでしょうか。お見舞いします。そして、12日にも羽田空港で事故がありました。とても驚かされました。

 皆さんの冬休みはどうだったでしょうか。良いお休みでしたか?楽しいこともありましたか?

 たくさんのクリスマスカードや年賀状をいただきました。すてきな言葉や絵が書いてあって、とてもうれしく読みました。ありがとうございました。今年は辰年ですから、それにちなんだ言葉を書いてきてくださった方もたくさんいました。たとえば、た-楽しむ、楽しく学ぶ、助け合う、達成する、立ち止まらない、つ-積み上げる、集い、疲れてもあきらめない、つながる、繋がりを大切に、つつましくなど。「つつましく」というのは、大げさにいばったりしないで、質素でしっかりしている、というようなことでしょうか。「誰かの役にたつ」や「岐路にたつ、私は平和を選びたい」というものもありました。心に残る言葉でした。

 今日は新年の初めに「希望」についてお話しします。世界の中でも戦争があって平和でない国々があり、日本の中でも色々なことがあって、新年と言っても心配な気持ちがあるかもしれません。でも、皆さんといっしょに希望をもって毎日を過ごしたいと思います。

 希望を持つということは、ただ夢を見ることとは違います。

 私たちは12月にクリスマスウイッシングをしてイエスの誕生をお祝いしました。そのイエスがいつも一緒にいてくださいます。希望をもつということは、どんな時もイエスが私たちと共にいてくださることを忘れないということです。

 悲しいことや大変なこと、苦しいことが起こると忘れそうになったり、疑いたくなったりする時があるかもしれません。大きな地震や事故があると、驚いて心配になって、イエスを見失いそうになることがあるかもしれません。ですから、そんなことがならないように、私たちは毎日お祈りします。

 世界が早く平和になって、子どもたちがみんな家族と一緒に生活して、ちゃんとしたお食事ができる、安心して学校に行くことができるようになってほしいです。でも、現実はなかなか解決に進んでいません。私たちはお祈りしながら、今の自分にできることを心を込めてやっていきましょう。小さなことが大きなことへとつながって行きます。

 皆さんからいただいた辰年の言葉を考えて、私は「確かな力でつながる」を大事にすることにします。私から私たちへとつながって、イエスといつもしっかりつながっていたいと思います。皆さんは今年も希望をもって進んでください。

 今日からの学校生活を実り多い毎日としましょう。寒い季節ですから、風邪をひいたりしないようにも気をつけましょう。毎日、皆さんの笑顔が見られることを楽しみにしています。

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