校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

12月12日中高等科朝礼

2023.12.12

 クリスマス行事であるウィッシングも来週に近づいてきました。生徒たちは先週からクリスマス・ウィークとしてプラクティスに取り組んで、授業前の静けさを保つことを特に心がけて生活しています。校内にも少しずつクリスマスの飾りがなされ、生徒たちの心を引き立てています。上の画像はブラウジングルームの祈りのスペースです。

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 クリスマス・ウィッシングも来週に近づきました。プラクティスにはしっかり取り組んでいますか?高等科のフリースペースには皆さんの祈りが水色と白の飾りで美しく掲示されていますし、ブラウジングルームにもすてきな祈りのスペースができています。祈りの星が少しずつ現れてきました。星の数が増えていくことを待っています。

 2つお知らせをします。まず、1つ目。今年のクリスマスには12月24日の夜に学校の聖堂でミサを行いす。事前申込はとりませんが、あまり多くの方をお迎えすることもできませんので、在校生と卒業生とそのご家族ということでお願いしています。保護者にもお知らせし、学校のHPにもお知らせを出しました。ミサは24日の夜7時30分から行います。終了が9時くらいになりますので、11年生まではご家族で、12年生だけは生徒だけでも参加可とします。家の方とご相談してください。

 2つ目のお知らせです。今年の7月に秋田県で大雨災害があり、秋田の聖霊学園が浸水被害に遭われました。それに対し、日本のカトリック学校で協力して支援することになり、皆さんももゆる会募金で参加してくださいました。それについてお礼状をいただき、日本のカトリック学校から多くの支援の協力があり、つながりが感じられたとのことでした。お礼状はしばらく前にいただきましたが、機会がなかったので今回お知らせいたしました。

 最後に3つ目になりますが、一つお話しします。この季節には色々なところから支援や寄付の呼びかけが来ます。アフガニスタン東部の子ども図書館について、支援している日本のNGOからの呼びかけがありました。2つの子ども図書館があり、資金不足で閉鎖の危機にあるそうです。多くの子どもが利用していて、利用者の60%は女の子で、その80%ほどが学校に行くことができていないということです。利用者は約1万人ということですので、そのうち女子は6000人、そのうちの5000人ほどが学校に行っていないことになります。アフガニスタンでは政治的な状況により、女子の学校教育がストップしてしまっています。その中で子ども図書館は大事な学びの場なのに、閉鎖の危機になり非常に困っているということで、支援の呼びかけがありました。

 世界にはこのようなこともあること、同じ女子の仲間のこととして心にとめてほしいと思います。何かできることをみつけた人は実行してください。

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