校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

5月10日初等科朝礼 あたたかい言葉 いつでも、どこでも、だれにでも

2023.05.10

 今回の朝礼は4年生と1年生が講堂に集まりました。1年生は初めての朝礼です。立ってお話を聞くのも初めての体験でしたが、がんばって聞くことができました。初等科では5月はマリア様の月、そして創立者を祝う月としてプラクティスを行います。今回は「あたたかい言葉 いつでも、どこでも、だれにでも」を心がけ、小さなことから実行しようと試みています。

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 5月のプラクティスが始まりました。今回は「あたたかい言葉 いつでも、どこでも、だれにでも」がテーマです。あたたかい言葉とは、どんな言葉でしょうか。まずごあいさつの言葉があります。皆さんごあいさつはできていますか?私には皆さんがあいさつしてくださいます。それは皆さんが私を知っているからです。とてもうれしいです。でも、学校の中にはたくさんの方がいます。皆さんのお友だちや知っている先生だけではありません。名前を知らない人もたくさんいます。しかし、学校の中にいる人は皆、聖心の一員です。名前を知らない方にお会いしてもごあいさつしましょう。校門の警備の方にもごあいさつできていますか?時々もっとごあいさつの声が大きくても良いかしらと思うことがあります。元気な声でごあいさつしましょう。

 次に大事なあたたかい言葉は、長いお休みの前にいつもお話ししている「ありがとう、ごめんなさい、どうぞ」です。この3つの言葉もあたたかい言葉です。どれも大切です。

 「ありがとう」は色々なことにお礼を伝える言葉です。毎日の色々なことが当たり前ではありません。誰かが私たちのためにやってくださっています。たとえば、皆さんの毎日のお食事やお弁当もお家の方が作ってくださっています。お礼を言っていますか?「いただきます」、「ごちそうさま」を言うだけでなく「作ってくださってありがとう」と言えると良いと思います。

 教室やトイレがきれいなことにも感謝しましょう。掃除をしてくださる方や教室をきちんとしてくださる先生がいます。「ありがとう」と言いましょう。それからバスに乗るときにも、安全に乗れるのはうれしいことですから、運転手さんに「ありがとう」と言いたいです。気がつくと、たくさん「ありがとう」を言いたいことがあります。

 「ごめんなさい」も大事です。ごめんなさいは、正直にきちんと謝る言葉です。何か失敗してしまうことやうまく行かないことは必ずあります。その時に正直に言えると、新しくやり直すことができます。より良くなることができます。だから、「ごめんなさい」と言わないのはとても残念なことです。良くなっていくチャンスを失ってしまいます。

 「どうぞ」もあたたかい言葉です。「お先にどうぞ」や「どうぞ~~してください」などと使いますが、これは「あなたを大切にしていますよ」というメッセージです。

 あたたかい言葉を言うときには、マリア様が一緒にいてくださいます。神様も一緒にいてくださいます。皆さんがあたたかい言葉を使うとき、自分もまわりの人もうれしくなります。神様もうれしいでしょう。どの言葉も大事ですが、「ごめんなさい」は特に大事な言葉かもしれません。正直に「ごめんなさい」と言えるようになりましょう。

 それでは皆でプラクティスを心がけ、あたたかい言葉をたくさん言えるようになりましょう。

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