校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

11月4日 中高等科朝礼  気候変動に対して何ができる?

2021.11.06

 放送での朝礼は当番の生徒の祈りで始まります。毎回、聖書の朗読、みことばの解説や感じたこと、その日の祈り、と3人がグループとして担当します。色々な思いが込められた祈りです。この日の祈りには「地球家族」という言葉がありました。COP26の開催されている時にふさわしい言葉でした。

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 気候変動に関する会議COP26がイギリスのグラスゴーで行われています。祈りの中に「地球家族」という言葉が出てきましたが、気候変動は地球全体で自分たちの利だけではなく、利他を考えなくては解決できない問題です。脱炭素について議論されています。その中で、日本は「化石賞」を受けたという報道もありました。化石とは、日本の取り組みは時代遅れの考え方だということです。具体的に何が批判されていたのかは各自で調べてみましょう。

 気候変動は未来への課題で、大人の責任だと感じています。子どもたちや若者の皆さんにどのような未来を残すことができるのか、大人たちが責任を問われています。高校生でも気候変動に対して活動している方たちがいます。グレタ・トゥーンベリに代表されるような方たちです。皆さんはどうしたいですか?

 気候変動は地球全体の問題です。世界が繋がっていることを意識させられます。自分の国のことだけではありません。また、日本という国の中でも、東京と地方では状況が異なります。具体的に何ができるでしょうか。エネルギーは日常生活と密接に関連しています。プラスチックや食料の問題も関わります。人ごとと思わず考えていきましょう。これからエアコンを使う季節です。

 学校で使う電力は昨年の6月から100%再生可能エネルギーに転換されています。学校の中にはプラスチックフリーキャンパスのような活動もあります。次にできることは何だろう。模索しています。

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