校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

10月14日 初等科朝礼 SDGsは身近なところから

2020.10.15

 SDGsを初等科でも考え始めて3年を数えます。近頃ではSDGsを色々なところで目にするようになりました。これからますます日常生活の中で取り組んでいくことが求められます。10月11日から15日まで開催されていた「朝日地球会議」を取り上げて、児童たちとプラスチックや魚について考えました。

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 10月11日の日曜日から15日木曜日まで朝日新聞社の主催で「朝日地球会議」が開かれ、SDGsが取り上げられています。地球全体でこれからどのように進んで行ったらよいのか、色々な人が登場して話し合う会議です。いつもの年は会場に集まって、講演会のように聞く形式で開かれてきましたが、今年は新型コロナウィルスのためにオンラインで開かれています。そこで、学校のある日でもお昼休みや学校が終わってからの時間に、いくつかの会議を視聴しています。そこで、13日の火曜日にあった一つの時間を紹介します。*

 この時間ではインドネシアのバリ島で「バイバイプラスチックバッグ Bye Bye Plastic Bag」という活動をしている高校生のメラティ・ワイゼン、アメリカでリサイクルの会社「テラサイクル」を経営しているトム・ザッキ-という人が出ていました。テラサイクルでは歯ブラシのプラスチックのスティックをリサイクルして、他の製品を製造することを仕事の一つにしています。中高等科のもゆる会がこのリサイクルに参加しています。この二人はとてもおもしろい話をしていました。

 メラティは地球を守る行動は若い人にも子どもにもできると言っていました。大事なことは自分から行動を始めることで、自分が変わることで世界が変わっていく、と言っています。自分が変わったら、一緒に協力する人をみつけることも大事です。トム・ザッキーは使い終わったものはゴミという考え方を捨てて、ゴミを資源として考えると言っていました。そして、買い物がとても重要で、何を買うかと言うところで世界を変える行動に関わると言っていました。

 そこで、去年の秋にファーストステージ講演会に来てくださったWWFジャパンの滝本摩耶さんから「おさかなハンドブック」についてお知CIMG2862.jpgらせがあったので、それを皆さんにもお知らせします。WWFジャパンの「おさかなハンドブック」を見ると、私たちがよく食べている魚について、どの魚はまだ資源が豊富で安心して食べられる、どの魚は資源が少なくなってきていて心配だ、ということがわかりやすく説明されています。これを見ると、地球のことを考えながら安心して魚を食べるいことができそうです。お母さんと一緒にスーパーマーケットに買い物に行って、魚を買うときに役に立つ情報です。掲示しますので、見てください。私たちも身近なところから世界を変えて行きましょう。**

*10月11日朝日地球会議 12:00~「サーキュラーエコノミーを目指して」司会:国谷裕子 その他の登壇者:粟生木千佳

**「おさかなハンドブック」はWWFジャパンのWebサイトで見ることができます。

 https://www.wwf.or.jp/campaign/osakana/ 「おさかなハンドブック」について

 https://www.wwf.or.jp/campaign/pamphlet/SeafoodHandbook_200914_Watermark_lock.pdf  ハンドブックPDF

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