初等科は今日から後期を始めます。春の前期の始まりを思い起こすと、学校で始められることに深い感慨を覚えます。色々なことが例年通りではない今学年ですが、変化の中に新しい可能性や創造性を子どもたちと共に見つけていき、後期が実り豊かであることを願って始めました。引き取り訓練も実施します。保護者の皆さまのご協力に感謝いたします。

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　後期となりました。後期は学校で始めることができました。去年までなら、学校で始めるのは普通、当たり前のことでした。しかし、今年の４月を思い出すと「これは当たり前でない」と改めて感じます。学校に来られることを感謝して、後期を始めましょう。学校に来ることはとても楽しい、うれしいことです。学校でできることを一生懸命にしましょう。

　普通、当たり前、と思っていたことが、当たり前でないことがある、この春このことを私たちは実感しました。そして、考えたことがないようなことが起こっても、どんな時でも、工夫すれば道が開けるということがわかりました。工夫しながら、私たちは当たり前と思っていたことを別なやり方に変えたり、自分たちの考え方を変えたりしました。新しいことをすることはおもしろいことです。そして、いつもの年と違うことをして、変化することもおもしろいし、変化していくことは大事なことだとわかりました。

　この経験をもとに、後期も何があってもがんばれる、この心と考え方で進みたいと思います。学校のお友だちとみんなで協力して、色々な新しいことを工夫できたらおもしろいでしょう。皆さん一人ひとりからまず始まります。

　１０月１１日は国際ガールズデーでした。世界に色々な女の子たちがいます。世界の女の子たちと一緒に工夫していきましょう。世界には「女の子だから」とか「〇〇だから」という考え方がまだまだあります。学校に行かれない女の子たちもたくさんいます。誰でも一人ひとり、女の子でも男の子でも、どこの国の子どもでも、誰でも、自分の考えや気持ちが大事にできる世界になることも目指しましょう。

　後期も「希望の作り手」となりましょう。そのためにいつでも色々なことにチャレンジして、新しい工夫を見つけてください。そうやってがんばっているときに、希望を作っていくことができます。

　健康に気をつけて過ごしましょう。新型コロナウィルス感染症対策はとても大事なことです。みんなで心がけましょう。一日一日を大切に過ごしましょう。楽しい学校生活を送ることができるよう願っています。