トップページ > Spirit of "Mikokoro" > 4月4日 春の校庭 桜が散っていきます
今日はとても暖かな日となりました。桜がいよいよ散り始めています。少し強い風がさっと吹くと、まるで雪のように花びらが舞っています。皆さんに見ていただけないのが、とても残念です。ひっそりとした春の一日です。桜だけでなく、色々な木々が活動を始めています。
正面玄関の脇にある松の木には立派な松ぼっくりがついています。これは去年の実です。新しい芽が出て、雄花と雌花が大きくなってきています。雄花の下に、小さな松ぼっくりの形をして、雌花が育っています。雄花だけの枝が多い中、雌花を探してみつけました。
雌花がみつけられますか。
デュシェーンホールの前の池のオタマジャクシも活発になって、泳いだり、集まって何かを食べたりしています。オタマジャクシの食欲は旺盛です。今日も立派なサギが来ていましたが、写真を撮ることができませんでした。次回は写真が撮れるように慎重に池に近づくことにします。足の長い、立派なサギでした。
前庭の様子も変化してきました。メタセコイアは遠くから見るとぼおっと緑色にけむったように見えますが、近くで見ると若々しい葉を広げています。確か昨日はまだ小さな芽の姿をしていたように思いますが、暖かさの中、一日で大きく成長しているようです。一方、ケヤキの木はまだ葉を出していません。木の種類によって、成長の時期が異なることに気づかされます。桜が満開になっているのに、ケヤキはまだ枯れ木のような姿で、手前に見えるモミジは若々しい葉を青々と茂らせている、そんな場面もみつけました。
桜の花は満開を過ぎてしまいましたが、まだ美しく校庭を彩っています。裏門や初等科の周りの桜です。
正門の方の桜も見てみましょう。マムシ草もみつけました。
みこころのご像のところは花吹雪のようです。高等科校舎の前の桜も盛大に散り舞って、地面に花びらが雪のように積もっています。
春の一日は穏やかに暮れていきます。