校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

セカンドステージ朝礼 11月24日  聖心のグローバルマインド

2017.11.24

先週の聖フィリピン・デュシェーンの祝日では、アフガニスタンからいらした方のお話を伺いました。アフガニスタンや難民について多くのことを学ぶことができました。私は、以前にもお話をSOFISの講演会で伺ったことがありますが、今回お会いしてみると、その時と比べて、笑顔がより素敵になられたように感じました。日本で良い経験をたくさんしてくださっていると良いと思います。

講演の後には、各学年から皆さんの代表の方が出て、パネルディスカッションを行いました。その時には、参加者の皆さんが質問をよく考えて、とてもしっかり答え、5年生から8年生が難民問題についてこれほどしっかり考えることができ、難民の方々のために何かすることができる、ということを示してくれました。皆さんも代表の方たちと同じように、考えたり、行動したりすることができるのだと思います。難民問題についてグローバルな視野で学び、考える日となりました。

以前に国連のSDG'sのことを紹介しました。SDG'sのピンバッジの17色は、それぞれの色が世界の様々な問題を表していました。2030年までに解決を目指す、貧困問題や教育、医療、男女の不平等など世界の様々な問題でした。それらの解決を求めるためには、条件があります。それは、自分の国のこと、自分の事だけ考えていては解決がみつからない、一つの問題だけを考えても対応できない、今の、目先の解決でなく、未来を考えなくては解決できない、効率が良く経済的なだけでは解決とならない、つまり世界全体のことを考えなくてはならないということです。これは聖心の目指す、世界の一員という考え方につながります。聖心で目指すグローバルマインドは、このSDG'sと重なります。このことを忘れずに学んでいきましょう。

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