校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

みこころ祭

2025.10.15

10月10日と11日にみこころ祭が開催されました。4月に着任した私にとって初めての文化祭がどのようなものなのかとても楽しみでした。まず生徒のみなさんの才能とパワーに圧倒されたのが9日の放課後に講堂で催された前夜祭で、各部活のPRや実行委員会の特別企画などがテンポよく上演されるのです。公演系の部活動は各公演の一部を上演、展示発表の部活動や委員会は動画を使っての紹介。パロディーもありユーモアたっぷりでした。先生方が舞台に登場したり、先生方にゲームをしていただいた動画を上映したり、先生方も楽しそうで、笑顔いっぱいの前夜祭でした。

10日は恒例の前庭でのくす玉割りで開会。(写真:翌日雨予報だったので、中央校舎の中に移動しました。)各展示も公演も生徒たちの才能があふれ、どれも見ごたえのあるものでした。歴史上の人物の履歴書、作成したハーフパンツを自分で着て撮った写真に添えられたファッションのコンセプトコメント、取り外してマッチングができるフェルトの内臓、本物と見まがうほどの工作の野菜や果物など、ご紹介できないほどの見事な作品を楽しませてもらいました。日曜日はあいにくの雨模様となりましたが、多くのお客様にお出でいただき、感謝です。実は、みこころ祭ではRの心を大切にと朝礼で伝えました。RespectのRです。バックヤードで支えてくださる方々そして一緒に活動をしている仲間たちへの敬意ある行動、そしてお客様には敬意の気持ちをおもてなしで伝えてほしいと生徒たちに話しました。生徒たちは小さなお客様へのおもてなしをいろいろ考えてくれていました。きっと楽しんでいただけたことと思います。

生徒投票で1位となったのは理科部生物班でした。飼っているモルモットが登場したり、豚の解剖を披露したり、校内で採取した蝶の研究をしたり、迫力の展示・実演でした。2位は理科部地学班、3位は11年生学年発表。そしてみこころ祭実行委員会賞と校長賞は理科部地学班でした。敷地内の地質調査をすると縄文時代の地質に至るとは知りませんでした。途中に粘土層があるので、もしかしたら水脈があるかもしれないと井戸掘りを数年前から始めたとのこと。過去と現在、そして未来につながる展示にロマンを感じました。本当に「みんな違ってすばらしい。」様々な個性が生き生きとしていたみこころ祭でした。

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