校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

5月25日初等科 聖マグダレナ・ソフィアの祝日お祈り会

2023.06.01

 初等科では、運動会を創立者の祝日行事としていますが、祝日の当日にあたり、朝礼でお祈り会を行いました。講堂に2学年が集まり、他の学年は教室でテレビ中継を見ながら、祈りを捧げました。今回は前日の朝礼と合わせて、聖マグダレナ・ソフィアの大切にしている心について考え、祈りました。上の画像は今年の祝日のご絵カードです。運動会は27日に天候に恵まれる中、実施することができました。

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 聖マグダレナ・ソフィアの祝日おめでとうございます。世界中の聖心でこの祝日をお祝いしています。運動会も楽しみです。

 「惜しみない心」は聖マグダレナ・ソフィアの大切にしていた言葉で、自分でも実行していました。絵本の中にも、困っている人の話を聴いたり、助けるために物をあげたり、広い心をもって、損とか得とか考えないで色々な行動で人のために尽くしてたことが描かれています。聖マグダレナ・ソフィアはなぜこの言葉をいつも大切にして、実行できたのでしょう。それは、いつもイエスを大切にしていたからです。

 聖マグダレナ・ソフィアの大切にしていた言葉を集めたカレンダーがあります。1月1日から、毎日違った言葉が選んで書いてあります。中高等科では各教室に置いてあります。そのカレンダーで5月25日のところを見ると、「誰かを大切にする人は、その人にだんだん似ていく」という意味のことが書いてあります。誰かのことを大切にすると、その人の話を聴いたり、お話ししたり、その人のことを考えたり、いいなあと思うところを真似しようと思ったりするでしょう。そうすると、考え方や生き方が段々一致して、似てくるということです。では、聖マグダレナ・ソフィアがだんだん似ていきたい大切な人は誰だったのでしょうか。それはもちろんイエス様です。聖マグダレナ・ソフィアはイエス様を大切にして、イエス様に似ていきたいと考えてお祈りしたり、努力したりしていたでしょう。そして、生徒やみんなにもそうなってほしいと願っていました。

 惜しみない心はイエス様の心の姿です。私たちはまず、聖マグダレナ・ソフィアを大切にして、聖マグダレナ・ソフィアと似た人になります。それから、聖マグダレナ・ソフィアが似ていたイエス様に似ている人になります。イエス様のような心、行動、言葉の人になります。今、プラクティスで「温かい言葉」をめざしていますから、まず実行してみましょう。温かい言葉をどのような時に、誰に対して言うことができるでしょうか。聖マグダレナ・ソフィアがどのようだったかまず考えてみましょう。そうしたら、イエス様のようになっていかれるでしょう。

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