校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

6月29日初等科朝礼 モルドバ支援に携わった卒業生

2022.07.01

 卒業生は様々なところで活躍しています。今回、昨年セカンドステージ講演会に招いたJICAで働く一人を紹介しました。携わったモルドバへの支援についても話してくれましたが、当時はモルドバは注目度の低い国でした。それが今はウクライナでの戦争のために大きく変化しました。そこで、子どもたちに世界で活躍する卒業生を知ってもらうことにしました。また、校庭の高等科生の実習畑でみつけた不思議なものも紹介しました。上の画像です。放送朝礼でしたので、児童には見せてあげることができなかったのが残念でした。

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 急に暑くなりました。熱中症に気をつけましょう。暑いときには無理せず休み、水分を補給し、マスクを調節し、外に出るときには帽子をかぶりましょう。このような暑さになるのは、例年なら7月半ば頃の夏休みに入る頃です。ちょうどセミが鳴き始める頃ですが、今年は暑くなるのが早かったせいか、暑さにもかかわらずまだセミは鳴いていません。いつから鳴き始めるでしょうか。

 学校の中を歩いていると色々な発見があります。学校の庭の皆さんが行かない奥の方に、高等生が理科の実習でジャガイモを育てている畑があります。2年生の皆さんは第2特別棟の庭で野菜を育てています。トマトやピーマン、オクラなどが育っているでしょうか。ジャガイモの畑でも段々大きく育っています。イモができるのは土の中ですが、地面の上では茎が立ち、葉がたくさんついて、花も咲いています。ジャガイモの花は小さな薄紫色の花です。その畑で、ミニトマトにそっくりなものをみつけました。ジャガイモの畑のはずなのに、なぜトマトがあるのだろうととても驚きました。それで良く見てみたら、それはジャガイモの花が実になったものでした。青い色をしていますが、ミニトマトにそっくりです。初めて見ました。皆さんに見せてあげられないのがとても残念です。

 さて、一人の卒業生についてお話しします。去年の9月にセカンドステージの方たちのために講演に来てくださった方です。JICAという団体で色々な国を支援する仕事をしています。モルドバという小さな国の担当で、防災の支援をして、消防車を整えたり、防災の組織作りの仕事をしているという話でした。モルドバという国はどこにあるでしょう?お話をきいた去年の9月では、モルドバは小さくて、あまり知られていない国でした。それが、今はとても大事な国になっています。なぜなら、モルドバはウクライナのとなりにある国だからです。小さな国ですが、ウクライナから避難してくるたくさんの人々を受け入れています。そのために世界がモルドバを大切な国として注目するようになりました。JICAや日本の他の団体もモルドバを前以上に支援しています。

 この方はもう違う国の担当になっていますが、このように卒業生が色々な所で、世界のために活躍しています。とてもすてきなことだと思いませんか?

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