校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

6月16日初等科朝礼 みこころの祝日 心で感じるときイエスが共にいてくださる

2021.06.19

 初等科では18日にみこころの祝日行事を行います。子どもたちに楽しく、大切に過ごしてほしい一日です。ミサは2年ぶりとなります。1・2生は初めての参加です。感染症対策として、3学年ごとの2回に分けて、SBHで充分なスペースをとって行います。初等科はサレジオ会の関谷義樹神父様、先週の中高等科にはサレジオ会の三島心神父様に司式をお願いしました。そして、この1週間には記憶すべき重要な日が続きます。一日一日を大切に過ごせるよう、子どもたちと考えました。

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 今日は〇〇の日と調べてみると、この1週間は大事な日が続きます。まず、20日は世界難民の日、21日は夏至、23日は沖縄慰霊の日です。世界難民の日は、世界で紛争などで難民になっている人々のことを考える日、夏至は1年で一番昼間が長い日です。学校でも、16日には不審者対応訓練を行います。一人ひとり自分の身を守れるようによく考えて訓練に参加します。毎日を大切に過ごし、毎日何か世界のことを知るようにしましょう。

 沖縄は日本の一番南の島です。美しい海と自然があります。パイナップルやマンゴーなどの南の果物も採れるすてきなところです。中国と日本の間に挟まれた幾つもの島の集まりで、特別の言葉と特別の歴史があります。1945年の6月23日は日本の歴史にも、沖縄の歴史にも、世界の歴史にも重要な日でした。その日にはとても大事なことがおきました。皆さんは家の方に聞いたり、自分で調べたりして、その日に何があったのか知りましょう。そして、6月23日に沖縄の人たちが伝えたいことは何だろう、と考えてみましょう。

 19日には初等科でみこころの祝日をお祝いします。中高等科では11日にミサをしてお祝いしました。そのときのミサでは、神父様がこのようなお話をしてくださいました。自分で頭で考えることはとても大切ですが、心で感じることもとても大切です。イエスのみこころについて説明を聞いたら、頭で考えます。しかし、それだけでなく、心で感じることが大切です、ということでした。

 初等科では、みこころの月のプラクティスで「わたしのよいところを誰かのために」を心がけています。誰かのために何かやってみて、「ありがとう」と言われたら、とてもうれしく、良かったと感じます。何かやってみよう、というところは頭で考えていますが、そのあとに「うれしい」と感じるときは、心がはたらいています。考えたことを行動に移すということも大事です。うれしいと心が感じるとき、イエスさまは一緒にいてくださいます。

 時には、やってみたことがうまくいかなくて、失敗してしまうこともあります。そのようなときは、がっかりしたり、「もういやだ」と思うかもしれません。頭で考えたことが思い通りにならないときの、心の中の残念な気持ち、そこにもイエスがいてくださいます。

 初等科のミサでは神父様はどのようなお話をしてくださるでしょうか。お話をしっかり聞いて、よいお祝い日として過ごしましょう。

 

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