校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

4月12日おもしろい本を読みましょう(35)ヨハネによる福音書20章

2020.04.12

 主イエスのご復活おめでとうございます。皆さんに復活されたイエスの新しいいのちの喜びと恵みがありますように!皆さんのためにお祈りします。

 今朝、ご復活の日の朝に、校庭でウグイスの声を聞きました。神さまからの恵みと思ってうれしく聞きました。

 今日の典礼の朗読はヨハネによる福音書20章の前半です。マグダラのマリアがイエスの墓に行って、墓が空であるのを知って驚き、ペトロとヨハネに知らせるという場面です。そして、2人の弟子が自分たちの目でも確認したことが記されます。マグダラのマリアが発見者として一人で登場するところが、昨日の朗読箇所マタイの記録と少し異なっています。ヨハネによる福音書は、弟子たちが自分たち自身で見て確認したということを伝えることに重点があります。

 聖書を開いたら、20章の最後まで読んでみましょう。2人の弟子が見たことの記述のあとに、本当に心に残る場面が出てきます。それは、マグダラのマリアがイエスに出会うところです。イエスとマグダラのマリアとの心の深いつながりが感じられます。そして、女性の証言がしっかりと記述されていることに意味深さを感じます。上にある絵は、イエスとマグダラのマリアの出会いの場面です。

 私たちの創立者の名にある「マグダレナ」は聖書の中では「マグダラ」となります。聖マグダレナ・ソフィアは今日の聖書の箇所をどのような思いで読んだことでしょうか。

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