校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

初等科朝礼 11月28日 おにぎりアクション

2018.11.29

11月28日の初等科朝礼には、7年生以上が後期中間試験中のため、5・6年生も参加して初等科生全員が集まりました。

 12月3日は初等科ハイチデーです。この日はお弁当をおにぎりなどのシンプルなものにして、おかず代や日頃のおこづかいからの貯金を寄付し、ハイチを始めとして世界で困っている人々のために役立てます。世界のために自分たちのできる小さなことを実行する日です。この日を前に、「おにぎりアクション」を紹介しました。

 社会貢献運動「Table for Two」が10月10日から11月20日まで「おにぎりアクション」を 開催しました。これはキャンペーン期間中にTable for Twoのサイトにおにぎりの写真を投稿すると、アフリカなどの開発途上国での給食5食分の支援になるという企画でした。期間中には201,023枚の写真が投稿され、5,200人分の1年間の給食の支援となったということです。本校の高等科生たちによる、本校生にも参加を呼びかける校内での掲示を見て、この企画を知りました。初等科でのハイチデーを思い出してのことだったのでしょう。Table for Twoは、先進国の日本と開発途上国の子どもが食事を分かち合うという発想で、協力店でキャンペーンメニューを注文すると一食につき20円が寄付される取り組みを行っています。聖心女子大学も参加しているようです。

 このアクションのためにおにぎりを作って、写真を撮ってみました。おにぎりなら簡単に作れます。投稿することを最優先したおにぎりの写真となりました。ところが、キャンペーンサイトを見てみると、入賞した写真は美しかったり、おいしそうであったり、家族と食べる楽しさや喜びにあふれていたり、おにぎりに込められた思いの深さに驚かされました。おにぎりが愛されていることを改めて感じました。今回のハイチデーにあたり、児童にはおにぎりをおいしくいただき、心をこめて参加してほしいと励ましました。

 この日にはちょうど世界食糧計画がこの夏に実施したチャリティエッセイコンテスト「おなか空いた、なに食べよ!」入賞者の表彰も行いました。こちらも参加することで1作品につき120円、給食5食分の寄付ができるキャンペーンで、5・6年生が全員参加したことにより給食支援に貢献することができました。

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