校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

二度咲き

2026.10.05

今朝、通用門から出勤すると、甘い香りが漂ってきました。金木犀です。半月ほど前、今年は例年よりずいぶん早く花を咲かせていたのですが、連休中の台風であっという間に散ってしまいました。残念に思っていたところ、なんとうれしいことに二度目の開花です。うれしくなって香りを頼りに木を見て回りました。キャンパスには通用門前の木のほかにも大きな木が7本ほど、運動場に面して生垣になっているものがあるのですが、気づいたのはすべての木が花を咲かせているわけではないということです。日当たりや木の大きさなど、いろいろな条件が関係しているのかもしれません。一本一本の木にそれぞれ違いがあります。そんな様子を見ていると、「それぞれに個性があるのは、人と同じだな」と、ふと思いました。

中高等科は今日から後期が始まり、前期の成績が渡されました。始業式では、点数や評価だけを見て一喜一憂するのではなく、「なぜよい評価をいただけたのか」「なぜ思うような評価にならなかったのか」と、その理由をしっかり振り返ってほしい。そして、振り返りを反省だけで終わらせず、これからの学習や生活の改善につなげ後期を過ごしてほしいと話しました。今週末はいよいよ「みこころ祭」です。準備も最終段階に入っているようです。

初等科は、8日に前期終業式を迎えます。各期の終わりには「学年のつどい」があります。それぞれの学年にテーマがあり、子どもたちはそのテーマに沿って作文を書き、学年のお友だちの前で発表します。1年生から3年生までのつどいに参加させていただきました。各クラス10名ほどの子どもたちが、しっかりとした内容をはっきりとした声で発表。その姿にとても感心しました。学校説明会などで6年生や中高生が堂々と発表する姿を見て「発表が上手だな」と感じることがよくあります。その力は、ある日突然身につくものではないのでしょう。1年生のときから考えたことや感じたことを文章にし、人前で発表するという経験を少しずつ積み重ねてきたからなのだと思いました。

金木犀の木にも、それぞれの木の個性があるように、子どもたちにも一人ひとりの個性があります。そして、その個性が花開く時期もきっと一人ひとり違います。周りと比べるのではなく、それぞれのペースで、それぞれの場所で、それぞれの花を咲かせほしいと思います

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