校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

2月21日中高等科朝礼  聖心会総長顧問をお迎えして ポーランドとハイチの聖心のために

2023.02.21

 17日の金曜日に聖心会総長顧問の一人シスターDaphne Sequieraが本校を訪問してくださり、児童・生徒は朝礼でお迎えしました。世界の聖心グローバルネットワークの一員であることを意識する機会でした。今回の朝礼ではシスターDaphneからの言葉とその日に訪問がかなわなかったシスターAnne Corryからの言葉を生徒たちに伝えました。

 22日水曜日はカトリック教会では「灰の水曜日」として、4月のイースターに向けての心の準備に回心のための「灰の式」の行事を行います。生徒からその説明と学校でも昼休みに行う「灰の式」への参加の呼びかけもありました。

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 17日にはシスターSequieraが訪問してくださり、学校の様子や授業を見てくださいました。皆さんが活気をもって活動に臨み、一生懸命に勉強している姿を見て、よい学校という感想をもってくださいました。校庭も広く、校舎にもゆとりがあってよいですねと言ってくださり、私もうれしく感じました。

 その日においでいただけなかったシスターAnne Corryはとても残念だったとおっしゃり、皆さんに2つ伝えたいことがあるとお話しくださいましたので、皆さんにお伝えします。

 一つ目はポーランドの聖心についてです。ポーランドはウクライナの隣に位置する国として、昨年のウクライナ侵攻の始まり以来、聖心でもウクライナの人々の支援の活動を行い、とても努力しています。しかし、戦争が長引き、2年目ともなりそうな今、とても大変な状況です。ウクライナの人々のため、ポーランドの人々、聖心に関わる人々のために祈り、支援してほしいということでした。世界の聖心のシスターたちも毎月、日を決めて皆で祈っています。私たちも自分たちでできる支援を考えていきましょう。

 二つ目はハイチについてです。ハイチも私たちにとり、大切な国です。ハイチは国の状況が良くありません。非常に不安定で、社会が混乱し、生活に危険が感じられるということです。今は3人の聖心のシスターが生活しています。一人は医師として活動し、診療所の仕事をしています。そしてペルーとチリの二人のシスターが小さな学校の仕事をしています。しかし、これから先も安全に生活し、仕事を続けていくことができるかどうかとても心配で、今後どうしていくか考えなければならない状況だということです。ハイチのためにも皆さんに祈ってほしいと言われました忘れずに心にとめておきましょう。お願いします。そして、何かできることがあるかについても考えましょう。

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