トップページ > Spirit of "Mikokoro" > 6月10日(2)7年生入学のつどいのことば
~~ 7年生の入学のつどいのことば ~~
7年生の皆さん、入学おめでとうございます。今日ようやく学校に集まることができました。何人か新しい友だちも迎えていることもとてもうれしいことです。学年カラーはピンクを受け継ぎます。今日、皆さんはこれから6年間を一緒に学ぶ仲間となりました。
皆さんは特別な始まり方の学年となりました。これまでオンラインで勉強したり、お互いに繋がったりしてきました。今日からは学校で友だちと出会い、一緒に時を過ごす生活が始まります。初等科のときとは違う心構えがもうすでに皆さんの中にはあると思いますが、これから一層、聖心生としての責任感をもち、判断力を働かせてください。
新型コロナウィルスの出現は、世界全体にとって大きなできごとでした。まったく新しい体験です。このような状況で大事なことは、正しく知り、自分でしっかり考えることです。自分で考えることは生きる力になります。
学校生活の中でも、自分で考えることを大切にしてください。そのためには人の話をしっかり聴くことが大切です。自分で考えることには、ルールや決まりを理解することも含まれます。そして、自分で考えて決め、行動した結果については、自分で責任をもちます。これが中等科生のあり方です。
今年度の学校目標「希望の作り手になる」も心にとめてください。「希望の作り手になる」ということは、自分のためだけでなく、人のためにも希望をもつ、という姿勢です。まず、友だちを大切にしてください。
今日からの学校生活は、今までのものとは違います。自分でしっかり考えながら生活し、多くを学び、心を豊かにしてください。
今ここに集まっているのは学年の半分ではありますが、ピンクの学年として共に過ごす6年間の学校生活が始まったことを神様に感謝して、中等科生活を始めましょう。
聖心女子学院のスピリットを児童・生徒の日々のエピソードからお伝えします。
Sr. 大山 江理子