校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

9月3日 初等科9月の会

2018.09.03

夏休みを終えて、学校生活を再開しました。雨模様の朝、暑さもしのぎやすく、講堂に初等科全体で集まることができました。長期休暇を終えての初日は、児童の顔を見ることが大きな喜びです。

***以下、児童への話***

学校がまた始まりました。皆さんの顔をまた見られることはとてもうれしいことです。とても暑い夏でしたが、元気にしていましたか?たくさんのお便りをもらいました。ありがとうございました。聖心の子どもとして、夏休みの間にも、ありがとう、ごめんなさい、どうぞ、を大切にできたことがわかりました。「なつやすみ」の5文字をつかって、おもしろい文を考えてくださった方もありました。2つ紹介します。「んでも、づけて、りとげるのが、ばらしい、んなで。」「にごとも、よい心をもって、りとげる、なおに、とめる。」このようなことばは、夏休みの間だけではもったいないでしょう。

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お便りには楽しい思い出も書かれていました。とても素敵な絵も描いてありました。SDGsについて実行していることも書いてありました。電気や水をムダにしない、レジ袋をもらわない、食べ物を残さないなどです。家族の方と話し合って実行することを決めたり、マイSDGsを決めた方もいました。海に行って、海の美しさも発見したけれど、ゴミも発見してびっくりしたり、ゴミ集めや片付けの活動に参加した方もいました。色々なところでSDGsについて考えることができました。SDGsは、誰か大人の人だけがやることではありません。人ごとでなく、小さくても私たちにできることがあります。SDGsの目標年2030年は、皆さんが大人になって生きていく時です。世界の皆のために、皆ですてきな世界を作っていきましょう。

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夏休みの間は、皆さんそれぞれに色々な違った活動をして過ごしました。今日からは学校で一緒に学びます。ひとり一人の夏休みについて、お友だちにお話ししたいことがたくさんあるでしょう。まず、皆でたくさんお話しして、お互いに聞くことができるとよいと思います。たくさん話して、たくさん聞く。そこからどのような新しいものが生まれてくるか楽しみです。

8月には毎年、平和についても考えます。8月6日は広島の原爆の日で、平和のための集まりがありました。子ども代表の「平和の誓い」を聞きましたか?「人間は美しいものをつくることができます。人々を助け、笑顔にすることができます。・・・平和とは、人も自分も幸せであること」と言っていました。広島の子どもの心は、初等科の皆の心につながっているでしょう。自分だけでなく、人も、共に・・・このような初等科になりたいと思います。聖フィリピン・デュシェーンに倣って、勇気をもって進んでいきましょう。毎日の学校生活が楽しみです。

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