はばたく 聖心生たち 海外での仕事も視野に、活躍できる世界を広げていきたい 「帰国生インタビュー」 私は初等科から本校に通い、小学3年生から6年生を父の仕事の 関係で海外で過ごしました。中高等科では特に二つの点において グローバルなマインドセットを培いました。一つ目は、聖心の英語に 溢れた環境です。中等科ではEnglish Dayでの英語スピーチ コンテストなどを通し、英語を活用し表現する力を学びました。 高等科では選択科目を通しアカデミックに英語と向き合える機会が 多くありました。Research and Presentationでは英語で社会 課題を研究し発表を行ったり、質の高い知識を得ることができました。 二つ目は、聖心の世界各国の姉妹校との交流の機会です。私は Virtual CollaborationやSacred Heart Liveなどコロナ禍でも 世界に目を向けて同年代の生徒とオンラインを通してディスカッ ションを行いました。今後は聖心での学びを生かして世界で活躍 する人材になりたいです。 University of Illinois Urbana-Champaign Gies College of Business 第1学年在学中 佐伯 世理菜さん 109回生 2024年卒業 聖心で培ったグローバルなマインドセットをもって 高等科2年 M.S. 「卒業生の声」 ●海外在住経験を教えてください。 5歳から9歳までシンガポールに住んでいました。シンガポール では共学のインターナショナルスクールに通っていました。韓国、 イギリス、イスラエル、チェコ、中国からの児童がいたことを覚えて います。特に韓国とイギリス出身の子と仲良くなりました。幼少期は 毎日新しい歌を覚えることで英語のアクセント、イントネーション などを学んだと思います。 ●帰国後、どのような苦労がありましたか? シンガポールでは家庭内でも英語を話していたので、帰国後は日本 語学習にとても苦労しました。4年生で小学校に編入しましたが、毎日 漢字プリントが宿題に出ました。担任が国語の先生だったので 厳しい漢字指導を受けました。そのお陰で漢字や国語力がつきました。 ●どのように英語力を維持していますか? まず校内では英語が得意な友人と休み時間に英語で会話をする ように努力しています。あとは長期休暇に海外でボランティアをする ようにしています。ハワイのボランティア活動では、集めたプラスチック をリサイクルして田植えのスペースを作りました。またカリフォルニア にあるヨセミテ国立公園では観光客のために歩道を建設しました。 どちらも聖心のボランティア活動とは内容が全く違うので良い体験 となりました。 ●今後はどのような進路を考えていますか? まずは日本国内の大学に進学したいと考えています。卒業後は海外 で仕事をすることも視野に入れています。 ●帰国生入試を目指す受験生にメッセージをお願いします。 聖心の英語教育は、中学1年生から習熟度別に分かれて伸び伸び と英語を学ぶことができます。中学生の間は1月にあるEnglish Dayの帰国生スピーチコンテストがとても良い刺激となりました。 高校生になると姉妹校と交換留学があり、視野を広げるチャンスが たくさんあります。また高校2年生から選択授業が始まり、リスニング、 スピーキング、ライティングなど集中的に技能を高めることができます。 ESSというサークル活動を通して英語力を高めることもできます。 ぜひ、様々な機会を活かして英語力に磨きをかけてください。
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