聖心女子学院2026帰国生パンフレット

帰国生対象 多様に グローバルに より良く生き抜く。

(2025年現在) Congo Ireland Uganda Egypt Kenya India Japan U.S.A. Puerto Rico Brazil Argentina Uruguay Canada Mexico Peru Colombia Chile Korea Taiwan New Zealand Great Britain Belgium Germany Poland Austria Italy France Spain Malta Australia Chad Venezuela たったひとりの子どものためにも 私は聖心女子学院をたてたでしょう。 ―創立者 聖マグダレナ・ソフィア・バラ(1779-1865)― 聖心女子学院は1801年フランスのアミアンで、女子のための寄宿学校として創立されました。1818年には アメリカでも設立され、南米にも広がり、日本には、ヨーロッパからオーストラリアを経て、1908年4名の 修道女が聖心女子学院創立のために来日しました。語学校として始まった日本には5つの姉妹校が 幼稚園から大学院まで、現在世界では32カ国に姉妹校があります。どの国においても国境や人種を越え て、世界に広がるコミュニティの一員として勉学に励んでいます。 教育の特色 1 アイルランド 2 アメリカ 3 アラブ首長国連邦 4 イギリス 5 イタリア 6 インド 7 インドネシア 8 オーストラリア 9 オランダ 10 カナダ 11 シンガポール 12 スペイン 13 タイ 14 中国 15 ドイツ 16 ニュージーランド 17 フィリピン 18 フランス 19 ベトナム 海外在留経験者(生徒全体の約15~20%)の滞在国 世界から、聖心女子学院へ。 聖心女子学院から、世界へ。 聖心女子学院は伝統的に帰国生の受け入れを行っています。 Kincoppal-Rose Bay School of the Sacred Heart (Australia) Mount Anville Secondary School (Ireland) Sacred Heart Girls Jr. and Sr. High School (Taiwan) Songsim Sacred Heart Girls' Middle and High School (Korea) Woodlands Academy of the Sacred Heart (U.S.A.) Forest Ridge School of the Sacred Heart (U.S.A.) 世界32カ国の姉妹校 12 8 1 3 6 7 4 2 10 9 11 14 18 16 1319 17 15 5

英語教育の特色 中学1年では、一学級を二分割した少人数による英語教育を、週6時間(うちネイティブ教師に よる授業1時間)を実施しています。Progress in English 21(エデック社)を教科書として使用し、 英語を道具として使えるように指導します。中学1年後期以降は習熟度別のグループ編成となり、高 校2、3年では多彩な選択授業も設定されListening, Speaking, Reading, Writing技能をバランス よく学び、「使える英語」の習得を目指します。 模擬国連活動 模擬国連は、1923年の米国ハーバード大学での模擬国際連盟を起源に、国際関係の正確な 理解を促進し、豊かな国際感覚と社会性を身に着けた国際社会におけるリーダー的人材の育成を 目指しています。本校では週2回希望者が集まって、国際問題について調べて発表し、討議をしてい ます。他校との会議に向けた準備なども積極的に行っています。今年度は9月の予選会を経て、11月 に「全日本高校模擬国連大会」に1チームが出場しました。 ESS circle ESS is a circle that provides opportunities for students to enjoy English in a more casual, natural and test free environment. Students discuss aspects of English speaking countries’ cultures and sometimes make mini presentations or design exhibitions. The purpose is to allow students to use already acquired English and build self-confidence. ESSサークル ESSは自然で堅苦しくない雰囲気の中で英語 を楽しく学ぶことができるサークルです。生徒は 英語を母語とする国の文化について、様々な トピックで議論し、時にはミニ発表会や展示を 行います。このサークルの目的は、生徒が既に 習得した英語をツールとして自信を持って使う ことができるようになることです。 Biology Through English We provide these interdisciplinary, extra-curricular classes exclusively through English. This provides a unique opportunity for students to learn a variety of biological topics (e.g. cell biology and biochemistry, evolution, ecology and biodiversity) and to practice some laboratory techniques (e.g. aseptic technique, dissections) in an English-speaking environment. 英語で学ぶ生物 生徒たちは学術的な課外授業を英語だけで 学ぶことができます。この授業は色々な生物的 話題(例えば細胞生物学、生化学、遺伝、生態 学、生物の多様性)を取り上げます。また実験 技術(例えば無菌操作法、解剖方法)について も英語で説明を受けて学びます。

世界に学び 世界に 「在校生の声」 私は12月にカナダのBSS(The Bishop Strachan School)と の交換留学プログラムに参加 しました。BSSは歴史ある名門 女子校で、多様な国籍や文化を 持つ生徒が集まり、日本とは異 なる環境の中で学ぶことができ ました。私はBSSでの生活を通 して、異文化の中で積極的に 挑戦することの大切さを学びま した。授業はすべて選択制で、私は物理や化学などを選択しました が、英語で専門的な内容を学ぶことは新鮮でした。最初は難しく 感じましたが、失敗を恐れずに話しかけ、クラスメイトと交流するうち に少しずつ授業を楽しめるようになっていきました。また、ホストファ ミリーとの生活では、アイスホッケー観戦やナイアガラの滝訪問 など、冬のカナダを存分に楽しむことができました。英語でのコミュ ニケーションは不安もありましたが積極的に話すことで自然と会話 ができるようになり、自信につながりました。このプログラムではBSS の生徒が1月に日本を訪れ、私たちがホストとして日本の文化を紹介 しました。渋谷や富士山などに案内し、日本の魅力を伝える貴重な 機会となりました。 高等科2年 M.M. 異文化の中でも積極的に挑戦する 高等科2年 A.S. 私は以前からアジアの子供の 教育について関心を持っていま した。カンボジア体験学習で現 地の子供達との交流があると 知り、参加を希望しました。カン ボジアの子供達は日本のように 物資に恵まれた環境で生活し ていません。しかし、日常生活 に悲壮感は全くなく、彼らの目 には輝きがあります。全力で今 を生きているという姿は、日本の子供たちの姿とは違うような気がし ました。この体験から、より一層将来は子供の教育へ携わっていき たいと思いました。子供たちとの交流の他に、アンコールワット遺跡 見学や内戦の跡地であるツールスレン刑務所やキリングフィールド などに触れる機会もあり、心の底からこの体験学習に参加して 良かったと思っています。実際にカンボジアへ行き、自分の目で見て 肌で感じるということは、現地の歴史や文化への理解を深めると 同時に、自分自身をも成長させる大きなきっかけとなりました。この 体験学習を通して感じた全てのことは、これから私の思考の源と なると思われる貴重な経験となりました。 カンボジアでの体験が成長の糧に 高等科2年 A.W. 私は高校2年生の10月に、アメ リカ、メリーランド州にある聖心 の姉妹校Stone Ridgeへ2週間 の留学をしました。同じ聖心の 学校でありながら、授業の進め 方や生徒の雰囲気は大きく異な り、新しい文化を肌で感じること ができました。また、Stone Ridgeは国際交流がとても盛ん な学校で、アメリカの文化を 学ぶだけでなく、フランスやスペインなど他国からの留学生とも交流 を深めることができました。異なるバックグラウンドを持つ友人と出会 い、多様な価値観に触れたことで、自分の視野が大きく広がったと 感じます。さらに、ホストファミリーとの生活では、日々の会話を通じ て、習慣や考え方の違いにも気づくことができました。メリーランド州 は首都のワシントンD.C.と近いため、休日には、ホワイトハウスや博物 館などを見学し、社会的な学びを深める貴重な機会にもなりました。 この2週間は、英語力を伸ばすだけでなく、異文化の中で自分を表現 することの大切さを学ぶ、大変貴重な経験となりました。今後もこの 学びを活かし、様々な文化に触れながら、自分の可能性を広げられる よう日々努力していきたいです。 多様な価値観に触れて広がった視野 高等科2年 K.Y. 新たな世界を知る楽しさに触れて 高校1年生の夏から約10か月 間、カナダのハリファックスに留 学しました。ハリファックスは、 カナダの東海岸に位置する美し い、ゆったりとした港町です。 姉妹校のSHSH(Sacred Heart School in Halifax) は、フレンドリーで温かい人々 にあふれ、心配や不安も安心し て吐露できる環境でした。最初 は、現地の英語や異なる文化に戸惑うこともありましたが、現地の 人々と交流していくことで、自主性や積極性がさらに増していき、 異文化も受け入れられるようになりました。カナダには周りを尊重 しつつも付和雷同しない、自立した人々が多く、彼女らに囲まれて 暮らすことで多くの刺激を受けることができました。学校では毎日の ようにクラブ活動に参加し、Cross Country Clubでは、チームで 州大会三位という結果を残すことができました。この留学で、英語力 は勿論、物事をポジティブにそして柔軟に捉えることや、新たな世界 を知る楽しさを得ることができたと思います。

はばたく 聖心生たち 海外での仕事も視野に、活躍できる世界を広げていきたい 「帰国生インタビュー」 私は初等科から本校に通い、小学3年生から6年生を父の仕事の 関係で海外で過ごしました。中高等科では特に二つの点において グローバルなマインドセットを培いました。一つ目は、聖心の英語に 溢れた環境です。中等科ではEnglish Dayでの英語スピーチ コンテストなどを通し、英語を活用し表現する力を学びました。 高等科では選択科目を通しアカデミックに英語と向き合える機会が 多くありました。Research and Presentationでは英語で社会 課題を研究し発表を行ったり、質の高い知識を得ることができました。 二つ目は、聖心の世界各国の姉妹校との交流の機会です。私は Virtual CollaborationやSacred Heart Liveなどコロナ禍でも 世界に目を向けて同年代の生徒とオンラインを通してディスカッ ションを行いました。今後は聖心での学びを生かして世界で活躍 する人材になりたいです。 University of Illinois Urbana-Champaign Gies College of Business 第1学年在学中 佐伯 世理菜さん 109回生 2024年卒業 聖心で培ったグローバルなマインドセットをもって 高等科2年 M.S. 「卒業生の声」 ●海外在住経験を教えてください。 5歳から9歳までシンガポールに住んでいました。シンガポール では共学のインターナショナルスクールに通っていました。韓国、 イギリス、イスラエル、チェコ、中国からの児童がいたことを覚えて います。特に韓国とイギリス出身の子と仲良くなりました。幼少期は 毎日新しい歌を覚えることで英語のアクセント、イントネーション などを学んだと思います。 ●帰国後、どのような苦労がありましたか? シンガポールでは家庭内でも英語を話していたので、帰国後は日本 語学習にとても苦労しました。4年生で小学校に編入しましたが、毎日 漢字プリントが宿題に出ました。担任が国語の先生だったので 厳しい漢字指導を受けました。そのお陰で漢字や国語力がつきました。 ●どのように英語力を維持していますか? まず校内では英語が得意な友人と休み時間に英語で会話をする ように努力しています。あとは長期休暇に海外でボランティアをする ようにしています。ハワイのボランティア活動では、集めたプラスチック をリサイクルして田植えのスペースを作りました。またカリフォルニア にあるヨセミテ国立公園では観光客のために歩道を建設しました。 どちらも聖心のボランティア活動とは内容が全く違うので良い体験 となりました。 ●今後はどのような進路を考えていますか? まずは日本国内の大学に進学したいと考えています。卒業後は海外 で仕事をすることも視野に入れています。 ●帰国生入試を目指す受験生にメッセージをお願いします。 聖心の英語教育は、中学1年生から習熟度別に分かれて伸び伸び と英語を学ぶことができます。中学生の間は1月にあるEnglish Dayの帰国生スピーチコンテストがとても良い刺激となりました。 高校生になると姉妹校と交換留学があり、視野を広げるチャンスが たくさんあります。また高校2年生から選択授業が始まり、リスニング、 スピーキング、ライティングなど集中的に技能を高めることができます。 ESSというサークル活動を通して英語力を高めることもできます。 ぜひ、様々な機会を活かして英語力に磨きをかけてください。

帰国生入学試験(中学1年生) 1.募集人員 : 約10名 2.入 学 日 : 2026年4月1日(水) 3.出願資格 : 2026年3月に小学校を卒業見込みの者。 次のAまたはBを満たす者。 A)継続して1年以上海外に在留し、2023年3月1日以降に 帰国した者。 B)出願時に海外在留中で、在留期間が継続して1年以上 となり、2026年3月末日までに帰国予定の者。 4.試験科目:国語、算数(各50分) 5.試験日時 : 2025年12月22日(月) 6.試験会場 : 本校 7.合格発表 : 2025年12月22日(月)午後 中・高等科転入・編入試験(中学1年生~高校1年生) 1.募集人員 : 若干名 2.入 学 日 : 2025年9月1日(月) 3.出願資格:海外に継続して1年以上在住し、 原則として2025年1月以降に帰国した者。 4.試験科目 : 国語、数学、英語(各50分) 5.試験日時 : 2025年7月5日(土) 6.試験会場:本校 7.合格発表:2025年7月5日(土) ※なお、7月以降に帰国した方を対象に 12月、2月にも編入試験を行っています。 帰国生試験実施要領(抜粋) 詳しくは本校HP(https://www.tky-sacred-heart.ed.jp/)をご覧ください。 〒108-0072 東京都港区白金4-11-1 TEL ��-����-����(代) FAX ��-����-���� https://www.tky-sacred-heart.ed.jp/ 白金台駅より 東京メトロ南北線・都営三田線「白金台駅」2番出口徒歩10分 目黒駅より 都営バス:大井競馬場行「白金台駅前(東大医科研病院前)」下車徒歩10分 都営バス・東急バス:東京駅南口行「白金台駅前(東大医科研病院前)」下車徒歩10分 田町駅より 都営バス:渋谷駅行「北里研究所前」下車徒歩3分 渋谷・恵比寿駅より 都営バス:田町駅行「北里研究所前」下車徒歩3分 品川駅より 都営バス:目黒駅行「白金台駅前(東大医科研病院前)」下車徒歩10分 白金台駅までの所要時間の目安 学校法人 聖心女子学院 初等科・中等科・高等科 国立自然教育園 白金台駅前 シェラトン都ホテル東京 八芳園 高松 中学校 白金台駅 白金氷川神社 聖心 女子学院 北里研究所 至恵比寿 至目黒 白金の丘学園 正門 通用門 首 都 高 速 2 号 目 黒 線 桜 田 通 り 外 苑 西 通 り 目黒通り 東大医科学研究所 高輪消防署 恵比寿3丁目 三光坂下 北里研究所前 池袋 新宿 渋谷 登戸 調布 青葉台 戸塚 白金台 上野 駒込 金町 西船橋 品川 四ツ谷 目黒 新木場 東京 横浜 新横浜 溝の口 赤羽 三鷹 練馬 和光市 �� �� �� �� �� � �� �� �� �� �� �� 二俣川 �� �� �� �� �� �� �� �� �� �� �� ��

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