帰国生対象 多様に グローバルに より良く生き抜く。 2025 School Guide
(2024年現在) Congo Ireland Uganda Egypt Kenya India Japan U.S.A. Puerto Rico Brazil Argentina Uruguay Canada Mexico Peru Colombia Chile Korea Taiwan New Zealand Great Britain Belgium Germany Poland Austria Italy France Spain Malta Australia Chad Venezuela たったひとりの子どものためにも 私は聖心女子学院をたてたでしょう。 ―創立者 聖マグダレナ・ソフィア・バラ(1779-1865)― 聖心女子学院は1801年フランスのアミアンで、女子のための寄宿学校として創立されました。1818年には アメリカでも設立され、南米にも広がり、日本には、ヨーロッパからオーストラリアを経て、1908年4名の 修道女が聖心女子学院創立のために来日しました。語学校として始まった日本には6つの姉妹校が 幼稚園から大学院まで、現在世界では32カ国に姉妹校があります。どの国においても国境や人種を越え て、世界に広がるコミュニティの一員として勉学に励んでいます。 教育の特色 1 アイルランド 2 アメリカ 3 アラブ首長国連邦 4 イギリス 5 インド 6 インドネシア 7 オーストラリア 8 オランダ 9 カナダ 10 韓国 11 シンガポール 12 スイス 13 タイ 14 台湾 15 中国 16 ドイツ 17 ニュージーランド 18 フランス 19 ベトナム 20 マレーシア 海外在留経験者(生徒全体の約15~20%)の滞在国 世界から、聖心女子学院へ。 聖心女子学院から、世界へ。 聖心女子学院は伝統的に帰国生の受け入れを行っています。 Kincoppal-Rose Bay School of the Sacred Heart (Australia) Mount Anville Secondary School (Ireland) Sacred Heart Girls Jr. and Sr. High School (Taiwan) Songsim Sacred Heart Girls' Middle and High School (Korea) Woodlands Academy of the Sacred Heart (U.S.A.) Forest Ridge School of the Sacred Heart (U.S.A.) 世界32カ国の姉妹校 11 20 17 19 1 8 3 5 6 7 4 2 15 9 10 13 14 18 16 12
英語教育の特色 中学1年では、一学級を二分割した少人数による英語教育を、週6時間(うちネイティブ教師に よる授業1時間)を実施しています。Progress in English 21(エデック社)を教科書として使用し、 英語を道具として使えるように指導します。中学1年後期以降は習熟度別のグループ編成となり、高 校2、3年では多彩な選択授業も設定されListening, Speaking, Reading, Writing技能をバランス よく学び、「使える英語」の習得を目指します。 模擬国連活動 模擬国連は、1923年の米国ハーバード大学での模擬国際連盟を起源に、国際関係の正確な 理解を促進し、豊かな国際感覚と社会性を身に着けた国際社会におけるリーダー的人材の育成を 目指しています。本校では週2回希望者が集まって、国際問題について調べて発表し、討議をしてい ます。他校との会議に向けた準備なども積極的に行っています。今年度は9月の予選会を経て、11月 に「全日本高校模擬国連大会」に2チームが出場しました。 ESS circle ESS is a circle that provides opportunities for students to enjoy English in a more casual, natural and test free environment. Students discuss aspects of English speaking countries’ cultures and sometimes make mini presentations or design exhibitions. The purpose is to allow students to use already acquired English and build self-confidence. ESSサークル ESSは自然で堅苦しくない雰囲気の中で英語 を楽しく学ぶことができるサークルです。生徒は 英語を母語とする国の文化について、様々な トピックで議論し、時にはミニ発表会や展示を 行います。このサークルの目的は、生徒が既に 習得した英語をツールとして自信を持って使う ことができるようになることです。 Biology Through English We provide these interdisciplinary, extra-curricular classes exclusively through English. This provides a unique opportunity for students to learn a variety of biological topics (e.g. cell biology and biochemistry, evolution, ecology and biodiversity) and to practice some laboratory techniques (e.g. aseptic technique, dissections) in an English-speaking environment. 英語で学ぶ生物 生徒たちは学術的な課外授業を英語だけで 学ぶことができます。この授業は色々な生物的 話題(例えば細胞生物学、生化学、遺伝、生態 学、生物の多様性)を取り上げます。また実験 技術(例えば無菌操作法、解剖方法)について も英語で説明を受けて学びます。
世界に学び 世界に 「在校生の声」 世界の聖心の生徒と意見 を交わしたいと願い、台湾 聖心文化交流キャンプに 参加しました。これはアメ リカ、オーストラリア、韓 国、日本の4カ国8校と台湾 聖心の生徒が、それぞれの 文化を尊重する大切さを 学ぶことを目的として台湾 聖心に集い、ホームステイ をしながら2週間を共に過ごすというプログラムです。マンダリ ン、台湾料理、伝統楽器ユエチン、書道、アートなど多彩な活動が 行われる中で、「人権」というテーマで分かち合いをしたことが心 に残りました。異なる背景を持つ他国の生徒の問題意識の着眼 点と深さに驚き、複眼的思考を持つことの重要性を学びました。 本校は世界に32カ国150校以上の姉妹校を持ちますが、聖心が 家族であるとこれほどまでに感じた経験は初めてでした。今回の 33人の仲間とは帰国後も一つのチームとして心がつながってい ます。心の奥深いところで通じ合えた出会いに感謝し、聖心の精 神を世界に伝えるために私ができることに努めたいと思います。 高等科2年 H.A. 複眼的思考を持つ重要性を実感 10年生の夏から約9ヶ月 間、カナダのハリファック スに留学しました。ハリ ファックスはカナダの東海 岸に位置する美しい港町 で、温かい人が多いです。 姉妹校のSHSHは聖心の 変わらぬ優しさに溢れた 学校で、安心して学校生活 を送ることができました。 最初は現地の英語のスピードやクラスの雰囲気に慣れるのが大 変でしたが、いつの間にか積極性や理解力が増し、クラスにも溶 け込めるようになりました。多文化共生や個人の尊重が浸透して いるカナダでは、周りに寛容でありつつ自己を確立できている人 が多く刺激を受けることがたくさんありました。学校では自主的 なクラブ活動も盛んで、私は友人とJapanese Culture Clubを 立ち上げました。日本のアニメや食文化、おもてなしの心など、メ ディアを通じて日本のことをよく知っている人も多く、日本に 興味や関心を持ってくれていることをとても嬉しく思いました。 この留学を通して、私はグローバルな視野を得ることができ、 かけがえのない友人にも出会うことができました。これまでも 聖心で学びつづけた、世界のどこに行っても他者と共感できる 心を大切に、これからも日々過ごしていきたいと思います。 高等科2年 R.M. 世界のどこでも他者と共感できる心を 私は、中等科の地理の授業 をきっかけにカンボジアに 興味を持つようになり、 2023年度の体験学習で初 めて現地を訪れました。世 界遺産である遺跡アンコー ル・ワットや、内戦の歴史を 物語るキリングフィールド、 地雷博物館の見学、現地の 子どもたちとの交流から、 普段の学びからは得られない刺激をたくさん受けたと思います。 同時に、カンボジアという一つの国に対して、自身の理解がいかに 浅く、頼りないものであったかということを思い知らされました。学 校では事前学習として、カンボジアについて様々なことを調べ、そ れらが事実として頭の中に入っているだけでした。しかし、体験学 習では、今のカンボジアの人々、彼らの暮らしや価値観の背景に何 があるのかを実感しました。例えば、内戦が人々の性格に影響を与 えているということです。当時の政権が知識人の層や反対派とみ なした国民を次々と殺害したことから、カンボジアには自身の考え を口に出さない人が多いと、現地のガイドの方が教えてくださいま した。実際にその地に訪れて感じたこと、考えたことは、自分の中 に強く残ります。体験学習を通して得た学びは、私のこれからの人 生やアイデアを手助けしてくれる一つの要素になると思います。 高等科2年 Y.Y. これからの人生やアイデアの一助に 高等科2年 A.T. 私は12月に二週間、カナ ダのトロントにあるThe Bishop Strachan と いう学校に留学しました。 授業はフランス語や心理 学など初めて学ぶ内容が 多く難しく感じましたが、 皆楽しそうに授業に参加 していて刺激を受けました。 英語力に自信がありませ んでしたが、ホストファミリーやクラスメイトと話す中で会話が 続く楽しさを感じ、積極的にコミュニケーションを取れるようにな りました。伝えようとする気持ちと勇気があれば言語の壁を超え て意思疎通できるのだと分かり、日々の英語の勉強のモチベー ションにもなりました。文化や習慣、考え方の違いを肌で感じ、 違いを受け入れることの難しさを知ったと同時に、それを互いに 分かり合おうとする姿勢が大事なのだと実感しました。日本の文 化に興味を持っている人や日本語で話しかけてくれる人が沢山 いて、普段忘れていた日本の良さにも気づけました。 分かり合おうとする姿勢が大事
はばたく 聖心生たち 英語と中国語の強みを生かし、最前線で活躍する研究者に ●海外在住経験を教えて下さい 生後6カ月から6年半台湾に住んでいました。台湾では台北ヨーロ ピアンスクールのブリティッシュセクションに通っていました。一番 印象に残っているのは、東日本大震災のときに、幼稚園の友人と 折り鶴を作り、募金して下さった方にお渡ししたことです。東京に 帰ってきてからは東京ブリティッシュスクールに通っていました。 ●帰国後、英語力の維持はどのように行ってきましたか? 東京ブリティッシュスクールの友人と連絡をとることは、会話力の維持 に繋がっています。同時に、日常の英語学習も大切にしてきました。 幼少期はディズニーチャンネルなどの英語のアニメーションを通して 学び、小学校からは毎日CNNを見るように心がけていました。中等科 に入ってからは英検やTOEICなど自分の英語の実力を数値化できる 形で客観的に自分の英語力を把握し、足りない部分を補っています。 ●将来、英語力をどのようにいかしていきたいですか? 英語に加えて中国語ができる強みも生かして、将来は最前線で活 躍する研究者になりたいと思っています。 ●具体的にどのような研究に興味がありますか? 昨年度東大GSCというプログラムに参加し、生物工学に興味を持 つようになりました。医療の分野に関連して、AIシミュレーション や VRを用いたリハビリの研究にとても興味を持っています。 ●帰国生入試を目指す方にメッセージをお願いします。 聖心では毎日英語を学習します。授業は少人数制で、1クラス10人ほ どの授業もあるため、疑問点を聞けたり、コミュニケーションが取りや すかったりと、先生と1対1の関係が築けます。帰国生ならではの英語 力の維持に関する悩みなども相談しやすい環境です。周りにも帰国生 がとても多いので、帰国生同士経験を共有し、英語の面では切磋琢磨 できます。高等科では英語の授業の選択の幅が広がり、リスニングや ライティング、英語でのディベートやディスカッションなど、様々な学習 活動の機会に恵まれているのも魅力です。海外の姉妹校への留学制 度も充実していて、授業や留学制度を通して自分にあった方法で英語 力を保持、養成していくことができますので、とてもおすすめです。 高等科2年 M.O. 「帰国生インタビュー」 私は今、イギリスのUCL(ユニバーシティカレッジロンドン)に通っ ています。事前に講義を受け理解している前提で進む双方向型授 業に加え、理系のため週6時間の実験があります。1日約5時間予 習をし、合間には食事の席で寮の友達と話したり掃除洗濯を行っ たりしています。 聖心ではレポートや日本語英語どちらでもプレゼンテーションを 作成する機会が多かったです。その経験が今でも活かされている と感じます。コロナ禍で渡航が制限される中、オンラインプログラ ムに多数参加し姉妹校交流をしました。そこで得た、言語の壁や 文化の違いにより分からないことを分かるまで質問する姿勢が留 学でも役に立っていると思います。また、クリスマスウィッシングな ど宗教行事を通してキリスト教文化への理解が深まり、西欧の絵 画、音楽、建築を宗教的な視点から鑑賞できることに喜びを感じ ています。 これからも、多様性の中で人とのつながりを大切にし、専攻以外 にも視野を広げたいです。 UCL(ユニバーシティカレッジロンドン) 第1学年在学中 堀由佳 さん 108回生 2023年卒業 多様なつながりを大切にし、専攻以外にも視野を広げたい 「卒業生の声」
帰国生入学試験(中学1年生) 1.募集人員 : 約10名 2.入 学 日: 2025年4月1日(火) 3.出願資格 : 2025年3月に小学校を卒業見込みの者。 次のAまたはBを満たす者。 A)継続して1年以上海外に在留し、2022年3月1日以降に 帰国した者。 B)出願時に海外在留中で、在留期間が継続して1年以上 となり、2025年3月末日までに帰国予定の者。 4.試験科目:国語、算数(各50分) 5.試験日時 : 2024年12月20日(金) 6.試験会場 : 本校 7.合格発表: 2024年12月20日(金)午後 中・高等科転入・編入試験(中学1年生~高校1年生) 1.募集人員 : 若干名 2.入 学 日: 2024年9月2日(月) 3.出願資格:海外に継続して1年以上在住し、 原則として2024年1月以降に帰国した者。 4.試験科目 : 国語、数学、英語(各50分) 5.試験日時 : 2024年7月6日(土) 6.試験会場:本校 7.合格発表:2024年7月6日(土) ※なお、7月以降に帰国した方を対象に 12月にも編入試験を行っています。 帰国生試験実施要領(抜粋) 詳しくは本校HP(https://www.tky-sacred-heart.ed.jp/)をご覧ください。 ֆ 典◹齉峳氫ꄋ 5&- ♏մ'"9 IUUQT XXX ULZ TBDSFE IFBSU FE KQ 氫ꄋ⺏껬 典◹ْ ٞع 稗٬齉ㅀ└榹稗ր氫ꄋ⺏껬ց樑⭳䏻塥⮆ 泘랬껬 齉ㅀ تف 㛻◒琂껊㕙车ր 氫ꄋ⺏껬⯥典㛻熭溿檪ꢙ⯥ց┖髪䏻塥⮆ 齉ㅀ ٬تف 典䓦 تف 典◹껬车ր 氫ꄋ⺏껬⯥典㛻熭溿檪ꢙ⯥ց┖髪䏻塥⮆ 榹槄껬 齉ㅀ تف 岻隴껬车րꄅ溿狒䢥⯥ց┖髪䏻塥⮆ 岻隴٬䕤奂㵜껬 齉ㅀ تف 榹槄껬车րꄅ溿狒䢥⯥ց┖髪䏻塥⮆ ⿁䃷껬 齉ㅀ تف 泘랬껬车ր 氫ꄋ⺏껬⯥典㛻熭溿檪ꢙ⯥ց┖髪䏻塥⮆ 氫ꄋ⺏껬 סךױ 䢥釐侇ꝴ ס 泘㱦 㰢劅嫎☔ 纱䑏㝵㯸㰢ꢙ ⮣璡熭٬╈璡熭٬냕璡熭 国立自然教育園 白金台駅前 シェラトン都ホテル東京 八芳園 高松 中学校 白金台駅 白金氷川神社 聖心 女子学院 北里研究所 至恵比寿 至目黒 白金の丘学園 正門 通用門 首 都 高 速 2 号 目 黒 線 桜 田 通 り 外 苑 西 通 り 目黒通り 東大医科学研究所 高輪消防署 恵比寿3丁目 三光坂下 北里研究所前 娢运 二㳓 岻隴 氧䢔 鐧䄭 ꪂ蜗⺏ 䢔㖚 氫ꄋ⺏ ┕ꄇ 껿鱮 ꄋ槄 里芷噛 ⿁䃷 ㍋ ص 隴 泘랬 二儒㕙 典◹ 嘦宕 二嘦宕 嶥 ס 颋絢 └똜 穒껊 ⽰⩞䄫 ◅⟖䃷
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