20230426聖心女子学院2024パンフレット本編

在校生の声 この間、12年生が2年生のために科学文化祭を 開いてくださいました。バスボム作りでは、ビ ニール袋に重曹やクエン酸を入れて、香りや色 をつけるためのオイルや食紅をまぜました。い いにおいで、もっとたくさん作っておふろに入り たいと思いました。ほかにも、砂糖を入れただ けでシャボン玉が軍手でさわれたのでびっくり しました。帰ってから実験してみると、軍手をつ けないでさわるとすぐにわれてしまうことがわ かりました。塩ではふくらみませんでした。12 年生のお姉様に会うまではどういう方なのか と緊張しましたが、思った以上にやさしくて楽し い時間になりました。私はもうすぐ3年生です。 秋の遠足で1,2年生をつれて動物園の案内をす るので、楽しくお話をするお姉様になれるよう努 力したいです。 小学校時代を海外で過ごした私は、将来は国を 越えて人の役に立ちたいと思っていました。聖 心には視野を世界に向けた奉仕活動やSDGsに 取り組む活動が多くあり、私は日々の募金活動 の他、語学研修や模擬国連活動への参加を通し て、自ら勇気をもって一歩踏み出した先にある 大きな世界の存在に気づきました。また、校内 のプラスチック・フリー・キャンパス(PFC)の活 動を通して、グローバルマインドで物事を考える 必要性と同時に、実際に行動に起こす重要性を 学びました。PFCでは、生徒主体で校内のプラス チック使用を最小限に抑える活動を行っており、 自分たちの発案が学校を巻き込んだ大きな変 化を生み出した際にはメンバーで大きな喜びを 味わうことができています。Think globally act locallyという言葉のように、変動する世界情勢 に目を向けつつ、自分にできることを実践してい く大きな意義を感じることができました。 今年度の児童会では、初等科全体が一つになっ て、お互いの意見を尊重し合い、視野を広げるた めに「意見ポスト」を設置しました。意見ポストに 入った意見をなるべく実現できるように、児童会 で検討します。今年度は意見ポストに寄せられ た意見を元に、SDGsをより身近に感じることが できるような企画を考えました。意見ポストを通 して、さまざまな意見や考え方を知り、寄せられ た意見を実現するために深く考えることで、児童 会の会長である責任感もよりわいてきました。ま た、他の学年と交流しながらSDGsに目を向ける ことで、一人で行うよりも楽しく、積極的にSDGs に取り組めます。児童会会長になり、自分のこと だけでなく周りにも耳をたくさん傾けることの大 切さが分かりました。これからも人に尽くす心を 忘れずに過ごしていきたいと思います。 私は初等科5年から聖心に入学し、英語学習を 始めました。コロナ禍に高等科へ進学し、5つ 以上のプログラムに参加する機会がありまし た。その中の2つが特に印象に残っています。 1つ目は、11年生の冬に参加したSacred Heart LIVE (10か国の海外姉妹校とのオンライン交流) です。約5人の混合グループを組んで文化の相 違について討論しました。離れていても聖心の 共同体の温かさを感じました。週に1回、校内 の参加者が集まり、英語での素早い思考力を鍛 えたことも役に立っています。 2つ目は、12年生の夏に開催されたUCL Japan Youth Challenge(2022年度はオンライン開催) への参加です。ロンドン大学の教授による講義 後、Q&Aで日本と英国にいる高校生の視点を共 有します。海外交流を通して、積極的に学び達 成感を得ました。また、双方向型の講義で学び に主体性を持つことができました。これからも 聖心で得た経験を糧に、さらに世界へ視野を広 げていきたいです。 やさしく接してくださったお姉様のように グローバルマインドで考え行動する 周りに耳を傾け人に尽くす心を忘れない 聖心で得た経験を糧に視野をさらに世界へ ファーストステージ生(2年生) サードステージ生(12年生) セカンドステージ生(6年生) 後期児童会会長 サードステージ生(12年生) 23

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