学院ブログ - Sophie's diary -

聖フィリピン・デュシェーンお祝い日

初等科
中等科
高等科
行事
2018.11.14

今年は聖フィリピン・デュシェーンがアメリカに渡って200年の年のため、学校全体でお祝いをしました。

朝から1年生から12年生までが胸に缶バッチをつけて、フィリピン・デュシェーンと共に過ごしました。初等科では、フィリピン・デュシェーンの絵を募集し、クリアファイルを作りました。絵はたくさん集まりましたが、どの作品もとても素敵で、フィリピンのことを考え、丁寧に描いたのだなということがよく分かりました。

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今年のお祈り会は、1年生から12年生までが一緒に祈る場を持つことができました。同じ歌を歌い、一緒に祈ることができとても素敵な時間となりました。

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お昼には7,8、9年生のお姉様が、フィリピンデュシェーン、ポトワトミ族、開拓者の仮装して初等科をまわり、クッキーをプレゼントしてくれました。初等科生は昔の衣装に目を輝かせ、いただいたクッキーを大事に食べていました。

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ステージごとに講演会も行われました。

ファーストステージでは、4年生の司会進行のものと、シスター渡邊真理子から、「一歩をふみ出そう」というテーマでお話を伺いました。聖フィリピンデュシェーンの生涯のお話や、シスターが昨年までアメリカにいらっしゃった時のお話を伺うことができました。

聖フィリピンデュシェーンは「静かに祈る」ことと「一生懸命働く」ことを大切にしていたシスターだったということ、200年前に船に乗って、アメリカに渡ることがどれだけ大きな決意だったのかということ、フィリピンデュシェーンは自分の成功よりも弱い立場にある人や助けを必要としている人を大切にしたということなど、フィリピンについてのお話をくわしく教えていただきました。また、200年前、フィリピンがまいた種が広がり、現在、世界中の聖心で学ぶ子ども達がいるということ、フィリピンと同じ気持ちをもつシスターが今も国を超えて働いていらっしゃることも改めて実感することができました。

お話を伺う中で、これから私たちが一歩踏み出すにはどうしたらよいのか、ヒントになるキーワードをたくさん知ることができました。これからの生活でも、フィリピンの教えを大切にしたいと感じた時間でした。

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一日を通してフィリピン・デュシェーンのことをたくさん考え、学ぶことができました。12年生までが一緒にお祝いできたことをとても嬉しく思います。私たちも、フィリピンのように相手の立場に立って考え、寄り添う事ができると良いです。

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