学院ブログ - Sophie's diary -

中高等科もゆる会 講演会

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2018.02.05

2月1日(木)放課後、日本補助犬協会の方とボランティアの方が、介助犬を連れて講演にいらしてくださいました。

日本補助犬協会は、2002年に施行された身体障害者補助犬法を機に設立され、盲導犬、介助犬、聴導犬の三種の補助犬を育成、認定できる団体です。本校ではこれまで月に2回の募金活動を行ってきましたが、この冬から募金先を日本補助犬協会にしています。

 協会についての説明後、盲導犬、介助犬、聴導犬それぞれの仕事を、動画を交えて教えて頂きました。盲導犬は50年以上前から法的に認められ、数も介助犬や聴導犬よりとても多いので、私たちもよく知っています。それに比べて、介助犬や聴導犬については初めて知ることが多く、多くの生徒が驚きました。

 補助犬講演2.jpg介助犬がユーザーの履物を脱がせたり、ドアの開閉をしたりすること、また、聴導犬は音を聞いたら音源に近づき、確認してからユーザーに知らせ、音源まで導くことを知りました。聴導犬は、盲導犬や介助犬のような大型犬ではなく、チワワなどの小型犬なのでペットに間違えられ、社会の認知を得るのが難しいそうです。補助犬を街で見かけたときは、犬に声をかけたり、触ったりしないこと、困っている様子のユーザーを見かけたら、「何かお手伝いしましょうか」と声かけをすることが正しい対応だと分かりました。介助犬ダンテ君の仕事の実演では、ダンテ君がユーザーの行動に目を配り、指示を待つ様子が印象に残りました。

 また、犬を生後2か月から1歳の誕生日まで預かり育てるパピーボランティアの方の体験談をお聞きし、大変さや、やりがいを教わりました。

この講演で、自分のできることから行動することの大切さを改めて知りました。継続して支援を続けられるように、今回学んだことを生徒たちは伝えていきます。

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