学院ブログ - Sophie's diary -

中高等科 後期始業式

中等科
高等科
行事
2017.10.06

10月5日 中高等科は後期始業式を行いました。7年生から12年生がホールに集まり、後期のスタートを切りました。

全校生徒を前に校長Sr.大山は次のような話をして下さいました。

「すっかり季節も変わり、後期がスタートします。自然が変化していくように私たちも変化していきます。新しい意気込みを持って後期を始めたい人も多いのではないでしょうか?まず、皆さんの目の前にはみこころ祭があります。学年を超え、皆で協力して今までの努力の成果を出しきって欲しいと思います。

また、今日は通知表を受け取る日です。前期の努力の結果をしっかりと受け止めて下さい。学習の取り組みに関してはもっと磨けると思います。まだまだ自分を甘やかしている人も多いのではないでしょうか? また、色々なことにチャレンジしたいと思っている人もいると思います。その中で学習時間はどのように作っていきますか? 学校は、クラスでの学び合いが非常に大切です。受け身ではない学びの場を皆で作っていって欲しいと思います。特に、9年生・12年生は次の段階へ向かう大切な学年です。気を抜かずに後期を大切にしていって下さい。

"学ぶ力"は神様から頂いたもので、この力を育てていくのは自分の責任です。日本はまだまだ女子の活躍が十分ではない国です。壁がある現実を変えていこうとする力が大切です。リーダーになるってどういうことでしょうか? 10月11日は2012年から国連で定められた"少女の日"です。今年の課題は女子の結婚です。世界の18歳以下の7分の1の女子が自分の意思とは関係なく結婚させられている現状です。自分のための時間を持つことや学校に行くことも許されない女子がたくさんいます。日本では当たり前のことが当たり前じゃない国がまだまだあります。同じ地球上に生きている、同じ女性である私たちができることは何でしょうか?

私たちは自分のための時間をたくさんもっています。自分で考え選ぶことができます。自分で学ぶ力を生かすことができます。これらは素晴らしいことであるということを忘れずに、自分が自分のリーダーになって下さい。どのように生きていくのか? 考えをしっかり持っていって欲しいと思います。」

前期を終えて自分の成長したところや課題点をしっかりと見つめ、1人1人が後期の目標を考えた1日でした。後期始業式2.jpg

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